小坂憲次の発言 (文部科学委員会)
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○小坂国務大臣 今回の法改正は、障害のある児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた適切な教育を実施するという意味で、特別支援教育の考え方に立ちまして、特別支援学校の創設や小中学校における特別支援教育の推進を図ることとしておるわけでございまして、すなわち、端的に言えば、場から人へ着目をするという点において、ある意味の方針の転換になっていくと思っております。
従来の特殊教育は、障害の種別や程度に応じて、盲・聾・養護学校や特殊学級といった特別な場で指導を行うことにより、手厚くきめ細かい教育を行うことに重点を置く考え方であったわけでございますが、これに対して、特別支援教育というのは、障害のある子供の自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援するという視点に立って、子供たち一人一人の教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、克服するために、適切な指導と必要な支援を行うという考え方であるわけでございます。
こうした考え方は、障害者の自立と社会参加の支援のための施策の基本理念を定めることなどを目的とした障害者基本法など障害者施策の動向を踏まえたものということになるわけでございます。