中川秀直の発言 (予算委員会)

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○中川(秀)委員 いずれにしても、スピード感が違うんですよね。先ほど言ったように、韓国は三十—五十カ国と来年までに交渉を締結する、十五カ国と発効させる、そんな目標です。
 我が国は、例えば、合意して交渉に入った、共同研究会の立ち上げだ、この期間が物すごく長い。こんなことでは日本の将来にゆゆしき事態を招いてしまうと思いますよ。これは本当に総理主導、官邸主導で、国益を考えて、もっとスピードを上げて、外務省の経済局中心だけの交渉じゃ、スタッフも足りないし間に合いません。官邸主導で行かなければ、これは前に進まないと私は思いますね。我々も党にFTAの特命委員会がございまして、先般もかんかんがくがくの議論をしました。これからもやってまいります。
 東アジア・サミットで具体的な取り組みが開始されることになった東アジア共同体、これは日本の国家戦略上も極めて重要な意味を持ちますが、この共同体構想で、日本が、自由経済、市場経済という共通の価値観を軸に、開放的な市場を目指してリーダーシップを発揮する、これが一番大事ですね。
 このリーダーシップの問題、手段なんですが、深刻な財政の中で、もはやODA、政府開発援助だけに依存すべきではないと私は思います。むしろそうではなくて、日本のリーダーシップの源泉は、日本がアジア経済の需要者、買い手になってあげる、輸入の拡大を行うということが極めて重要だと思うんです。
 竹中大臣、あなたは経済学者として、こういう経済の安全保障、そういう意味で、輸入拡大は国際経済における、まあ政治もそうかもしれませんが、日本の発言力の強化につながるという点についてどう考えているか、簡単に答えてください。

発言情報

speech_id: 116405261X00520060206_020

発言者: 中川秀直

speaker_id: 765

日付: 2006-02-06

院: 衆議院

会議名: 予算委員会