安次富修の発言 (予算委員会第一分科会)
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○安次富分科員 まさに東統括官がおっしゃったように、地権者の意向というものを反映して、本当に、返還されてよかった、そう思えるような跡地計画、返還というものに政府挙げて邁進していただきたいと思っております。
続きまして、北中城村の喜舎場スマートインターチェンジに関しまして御質問をいたします。
御承知のとおり、沖縄にはつい最近まで鉄道のような公共交通機関というものが存在しませんでした。平成十五年にモノレール、ゆいレールが開通して、これが県内初めての公共交通機関となりました。戦前は鉄道があったというふうに聞いております。営業区間の短さなど、県民の足としての主役とはまだなっておりません。依然、沖縄においては、県民の交通手段というのは自動車、いわゆる自動車社会であります。
さらに、沖縄県は在日米軍の七五%が集中している関係で、縦の線は非常にいいんですけれども、基地に阻まれているために、横の連絡道路が非常にいびつであるということでございます。そのために、一例を挙げますと、国道五十八号線、浦添市においては交通量が八万六千五百台。一日八万六千五百台ということは、今九州で一番交通渋滞している福岡を抜いて、九州でワーストワンとなっている交通渋滞地域であります。これも基地があるがゆえにこのような交通渋滞になっているということでありまして、今総合事務局挙げて、いわゆるはしご道路、そしてスマートインターチェンジというものを計画しているところでございます。
そこで、地図を配らせていただいておりますので御参照いただきたいと思うわけでございますが、沖縄自動車道も沖縄本島を縦に延びており、まだ島の半分の長さしかありませんが、これが有効に活用されれば、沖縄における渋滞の解消に大いに寄与すると思われます。
しかしながら、この沖縄自動車道とほかの国道との横の連絡がいまだに十分に整備されていないため、図をごらんになればおわかりのように、那覇市内、空港からも遠く、郡部を通るルートで北上しているのがわかると思いますが、沖縄自動車道はいまだに利用率が低いという状況であります。
ですから、この際、スマートチェンジの増設を図ろうということでございます。従来のインターチェンジ建設には五十億円程度かかるところを、ETC専用のスマートインターチェンジであれば、設置、運営等の経費を五十分の一に削減でき、一億円程度で建設できることから、沖縄自動車道全体で八カ所増設する計画になっております。
本年九月から実証実験として、モデルケースとして第一号、北中城村役場に隣接して喜舎場スマートインターチェンジを設置する計画になっているようでございます。しかしながら、この北中城村役場前も例に漏れず、役場から国道三三〇に接続する県道宜野湾北中城線は慢性的な渋滞となっておりまして、しかもそこの左側は全部基地であります。そうしますと、何のためにこのインターチェンジを増設するのか。メリットが生きてきません。
そこで、県道宜野湾北中城線の渋滞解消にと、かねてキャンプ瑞慶覧内の道路の共同使用を北中城村の方から要請しているところであります。そのキャンプ瑞慶覧の一部返還に伴い、平成八年十二月SACO最終合意によって、道路用地として喜舎場ハウジング地区の一部が平成十九年度末をめどに返還が約束されているところでありますが、これを国道三三〇、そしてさらに五十八号線と連絡をさせる、横の連携をさせていく喜舎場瑞慶覧線を整備することで、スマートインターチェンジから五十八号線までの一つのはしごの道路ができるということでございます。
その件に関して、跡地利用と地主の意見集約、計画によっては米軍から返還してもらう範囲において施設移転等の課題が発生する、基地があることによっていろいろな課題があるわけでございますけれども、その点に関して、政府としてどのような方針を持っておられるのか、お聞かせをいただきたいと思います。