谷口和史の発言 (予算委員会第一分科会)

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○谷口(和)分科員 大変ありがとうございます。
 続きまして、基地周辺の安心、安全をどのように確保するか、こういう観点から何点か質問をさせていただきたいと思います。
 最近、厚木基地の周辺住民の騒音被害について一部報道がありましたけれども、それによりますと、相模原市では、今年度、米軍機及び米軍ヘリの騒音に対する市民からの苦情件数が過去最多に及んでおります。
 厚木基地を離着陸する米軍機とヘリの騒音に対する苦情を見ますと、今年度は十二月までの九カ月間で一千六百件も市の方に苦情が寄せられております。市としましては昭和五十九年以降の苦情件数の記録が残されているようですけれども、これまでに過去最多の件数は平成十一年度の一千四件でありまして、今年度は十二月までの時点でもう既にこの件数を大きく上回っております。
 今年度、米軍機に関する苦情件数が最も多かったのは昨年九月の三百二十八件、それから二番目が十月の百五十五件、そして四月百十四件、五月百十件、八月百一件、こういうふうになっております。これは、南風のために相模原市側から着陸するケースの多い夏場と、そして引っ越しで初めて騒音の被害を受けられた転入者の多い春ごろに集中をしております。
 また、昨年八月二十日、空母キティーホークが横須賀に入港した後、八月二十九日からの数週間は市への苦情電話が、市の方で苦情電話をとり切れなかったというほど激増し、一昨年九月の入港時に比べると二・五倍になっているということであります。住民の皆さんからは、テレビや電話が聞こえない、病人が家にいるので何とかしてほしい、こういった訴えが多かったというふうにあります。また、キャンプ座間の米軍ヘリ騒音への苦情件数も二百十五件に上っており、過去最多でありました平成十五年度、これは五十二件ですけれども、その四倍に達しております。
 市としても、墜落の危険が増す低空飛行や編隊飛行、夕方以降の飛行活動は禁止していただきたい、こう強く要望をされております。
 このように、超過密化した市街地上空での航空機の飛行は、基地周辺の方々に騒音被害だけでも多大な影響を与えております。さらに、航空機の部品落下事故やヘリコプターの不時着など、一歩間違えば大惨事につながりかねない事態も想定され、基地周辺の住民に与える不安感や生活への影響は大変重大なものがあります。
 今まで、残念にも事故や事件が起こった場合には、何が事故原因であったか徹底して原因究明に当たられ、再発防止策についても十分検討の上、さまざまな改善がなされてきていることと思います。このような御努力には敬意を表するものでありますけれども、航空機事故が万一発生した場合、被害がいかに甚大になるかということを考えますと、事件や事故を未然に防ぐためには具体的にどのようにしたらいいのか、いわば事故予防の発想を常に持ちながら、怠ることなく日常的に準備をしていくことがいかに重要であるかということを私はここで強く訴えさせていただきたいと思っております。
 その意味から、具体的な事実を通して、今後、事故ゼロを目指してどのように取り組んでいかれるのか、お尋ねをしたいと思います。
 まず、最近五年間で米軍機及び自衛隊機による墜落事故等の発生状況は全国でどのようになっているのか、防衛庁と防衛施設庁にお尋ねしたいと思います。

発言情報

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発言者: 谷口和史

speaker_id: 10444

日付: 2006-03-01

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第一分科会