櫻井新の発言 (外交防衛委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○櫻井新君 ありがとうございました。
実際、計画どおりに使われているかどうかということがありますね。私も自分で関係したところはやかましいほどしょっちゅう外務省にお願いはしているんですが、現地とも連絡取っているんですが、大臣の方からその辺のことを、まああの金がどっかへ使われたなんて言われないように、とかくよその国ではそういううわさを立てられていることもありますので、あえてフォローという言葉を使ったのでありますから、よろしく頼みます。
次に、モルディブですが、首都のマレから飛行機で約一時間余の南の島に災害状況の視察に行ってきましたが、このときのことをちょっとお話しして、あなたの見解を承りたいと思うのは、千二百人くらいの島民住んでいる、そこが全員被災をしたもんですから、島の名前は忘れましたが、隣の島に全員が脱出して、そこで先進国からの援助で元々の島民と一緒になって二千人を超える人たちが仮設住宅で暮らしておりました。
そして、今何をしておるのかと、これからどうするつもりだという話を聞いたところが、何もすることがないので、先進国の皆さんから一日も早く私たちの島を津波災害から復興していただき、一日も早く自分たちの島に帰れるようにしてくださいと、こんな災害は初めてなのでどうしていいか分からないから是非先進国で頼むと、こういう話をしておりましたが、私はこの話を聞いて、とっさに我が国、我がふるさとの新潟中越大地震の災害地の復興のことを思い起こして、比べ物にならないほどの考え方の違いについてびっくりいたしました。
そこで、私、聞いたら、元々こんな災害は初めてだと、高波程度はあるけど、こんな津波なんというのは初めてだと、こういうので言っているし、防災という観念も日本から初めて聞かしてもらったと、一九八七年だかの高波でマレという島がやられたときに防波堤をJICAでやってくれた、そこだけが助かったんですね、そんなことを言っている状況ですから問題にならないと思ったので、私はこういう話をしたんです。
日本の被災地では、まず自分たちが立ち上がって地元の復興を始めると。そして、何が足らないからここをこうしてくれ、ああしてくれと、こういう話をするんですよと。私は現地へ行ってみたんだ、そうしたらもう人力で片付けられるようなことばっかりなんだ、災害を受けたところは、その程度の建築ですから。で、あなた方、自分たちで、ここで仮設住宅で暮らしてなきゃならない人は別として、働ける人は全部島へいったん帰って復興を自分たちで始めろと。その上で日本に何をしてくれるかと、こういう話を言うのであれば我々は手伝いができる、そうでなければ、こんな自分でやる気がなくて丸抱えでやってくれなんていうところなんか援助する必要はないからやめろといっておれは国へ帰ったら言うぞと、こういう話まで実はしてきたんだ。そうしたら、分かった、分かったという話でしたので。
まあ、そんなことを話をしながら、こういった被災地の援助についてやっぱり大臣としてどうすべきかという話も聞かしていただきたいし、私のようなことを言ったって世界は通らぬということであったら、おまえの考えは間違いだと言ってもらっても結構ですが、そういうお話をひとつ承りたいことが一つと、それから……