松あきらの発言 (経済・産業・雇用に関する調査会)

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○松あきら君 ありがとうございます。
 各会派の皆様、すばらしくおまとめいただきましたことをまず感謝申し上げます。伺わせていただきまして、本当にそのとおりだなという同感の思いが一杯でございます。
 今、私は実は経産副大臣という立場をいただいておりまして、政府側の方に入っているのだというふうに思います。私は今、多様化する雇用への対応の中で、やはり、例えば、一つの例でございますけれども、高専、これなどは一〇〇%就職率ですけれども、例えば高専などを出て就職した場合、同じ技術、同じ能力があっても、大学や大学院を出た人と所得が違うんです。低いんです。私は、こういうことは全くおかしいと。ですから、今は企業側に反対に、もういわゆる昔のそうした学歴社会というのは人口増加社会の時代のことであったと。もう本当に今はその人の能力できちんと見ていただきたいし、それだけの技術や能力がある人にはきちんと、例えば大学を出ているとか出ていないとかそういうことではなくて、能力で評価してくださいと、そういうふうにしていただきたいということを御提案申し上げるのと同時に、教育の複線化ということを考えていかなきゃいけないと。
 今、格差社会などということもありましたけれども、中学や高校あるいは工業高校、あるいは高専ですね、こういうところを出て、いったん社会に出て働くと。けれども、もっと更に深く勉強したい、あるいはこういうことが足りなかったと仮に思ったときに、また大学等に戻って、例えば行って勉強ができるような、そういうこともやっていかなければいけないし、産学の連携ということももっと深くしっかりと結び付いていかなければいけないというふうに思って、そういうことも今の立場の中で産業界の皆様にお願いをしていると。
 それから、私も請負の話を以前に、去年ですね、させていただきましたけれども、製造業の派遣がオーケーになったと。けれども、その中で特に、今もお話が出ましたけれども、偽装請負、偽装派遣、つまり請負で派遣よりも更に厳しい状況があると。私は、これ最初に、今の立場でありませんでして、議員として厚生労働省に、じゃどれぐらいの請負で働いている人がいるんですかと聞いたら、人数も把握していないし、報道等では百万人あるいはそれ以上と言われて、あるいは、じゃそういう会社がどれぐらいありますかと聞いたら、それも実は把握していないと。今やっとそうした把握を役所の方もしつつある、きちんとこれは対応しなければいけないと。
 こういう派遣で過酷な、この前も申し上げましたような昔の女工哀史のような状況で若者が働かされているという状況もしっかりと見て、これはやっぱり国として対応していかなければ、ニートやフリーターが云々ということ大事ですけれども、本当にそういう現実があるということをやっぱりこれは手を付けていかなければならないということで、私も今いただいている立場の中で必死にどうしたらいいかということで動いている状況であります。
 今、ちょっとまとまりがないお話をいたしましたけれども、本当に大事な問題を一杯抱えていて、そしてこの調査会で議論が出ましたこと、各会派の先生方がおっしゃったこと、全部本当に一々そのとおりなんです。もちろん、あっ、そうじゃないよと思うところもちょっとはありますけれども、正直言いまして、これを私は謙虚に受けなきゃいけないと。そして、謙虚に受けた上で、じゃどういうふうにできるかと、どういう知恵を持ってあるいは努力を持って、本当により良き、人口減少社会の中で更に日本が成長できれば、これは世界の中のいい見本になるわけでございますので、やっぱりそういう日本を目指すために、今回の調査会の御提言もいただいた上で頑張っていかなければならないと、これは感じている次第でございます。
 以上でございます。

発言情報

speech_id: 116414061X00720060510_019

発言者: 松あきら

speaker_id: 31948

日付: 2006-05-10

院: 参議院

会議名: 経済・産業・雇用に関する調査会