松あきらの発言 (行政改革に関する特別委員会)

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○副大臣(松あきら君) 澤先生はジャーナリストとして第一線で御活躍されておりまして、ただいまお話伺いましたように、原子力に関しましても大変お詳しいわけでございます。
 正に御指摘のとおり、運転年数がたっている、そうした原子力発電所の安全確保、いわゆる高経年化は大変重要な問題であると私も認識をいたしております。
 原子力発電所を構成する機器あるいは構造物には、使用開始以降、様々な経年劣化事象が発生あるいは進展をいたしますけれども、原子炉圧力容器など安全上重要な機器等につきましては、設計時に強度などに十分な余裕を持たせているわけであります。また、使用中は定期的に検査を行いまして、必要に応じて取替え、修理等を適切に行うことによりまして、高経年化をした原子力発電所の施設についても安全性を確保することができると考えております。
 しかし、先ほど美浜原発のお話をなさいました。私も、事故の三日後に現地に伺いました。議員の一人として二度とこうした事故を起こしてはならないと心に深く誓ったところでございますが、あれは実は原子炉圧力容器など入っていない第二建屋なのであります。つまり、私は、第一建屋であり第二建屋であり、それは関係ないと。つまり、周辺設備も含めてしっかりとした対応を取っていかなければならないと、こう考えております。
 経済産業省といたしましては、高経年化対策の充実強化のために昨年十二月に関係省令等の改正を行いまして、事業者に対して経年劣化の技術評価を実施し、それを踏まえた保安対策を策定して国に報告するように義務付け、これを初めて義務付けをさせたところでございます。それから、改訂原案が公表されております原子力安全委員会の発電用原子炉施設の耐震設計指針。実は、日本は御存じのように活断層の上にできている国のような状況であります。ですから、耐震万全にしていかなければいけない。今まで以上に万全にしなければいけないということでいろいろな対策を取っております。例えば、過去五万年までさかのぼって地層などを調べる、これを八万年から十三万年までにしますとか、こうやって非常に厳しくこの耐震の設計指針いたします。
 このように、私どもといたしましては、充実強化をした高経年化対策、着実に運用し、今後とも対策に万全を期していく所存でございます。

発言情報

speech_id: 116414278X00920060518_010

発言者: 松あきら

speaker_id: 31948

日付: 2006-05-18

院: 参議院

会議名: 行政改革に関する特別委員会