中馬弘毅の発言 (行政改革に関する特別委員会)
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○国務大臣(中馬弘毅君) 今回の法案につきましても、第五条第四号におきまして、新政策金融機関の国内金融業務を行う部門の組織設計に当たりまして、専門的能力を有する職員の配置及び育成を可能とすること、及び業務の様態に応じた区分を明確にしてその内部組織を編成する旨が規定されております。
ともかく、そうした形でこの新政策金融機関の制度設計におきましては、これまで各機関が担ってきた業務や財務評価、ノウハウ、これを生かした相互連携、これが逆に私は機能を発揮していくんじゃないかと思います。
今お話がありましたように、それぞれの目利き能力を持ったそれぞれの分野でございましたが、これが統合されることによりまして、それぞれ、このごろの中小企業といえどもいろんな業態が、一つの企業で一つの単一の仕事をしているんじゃなくて、農林業をしながら運輸業をやっていると、こういったときには、逆に統合されますと、そして、それぞれのことでいえば、ただ貸したり借りたりという話だけじゃなくて、こうした方がいいんじゃないですかといったアドバイスまでもできる。これからの私は新政策金融機関、特に政策投資銀行もそうですが、今まで持っておったそうしたノウハウを、中小企業の方々あるいは企業者の方々に今後のいろんなコンサルティングができる、私はその機能を十分に発揮していただきたい、このようにも答弁させていただいておりますが、これも正にそういうことではないかと思います。
それから、利便性につきましても、今まで中小公庫とか県庁所在地に一つしかなかったといったところも、また国金の場合はかなり広くありますから、そうしたところ、どこに行ってもたらい回しにされることなく全体でまとめて融資をしてもらえるといったような、あるいは相談に乗ってもらえるといったことがございます。
そういう意味じゃ、私は大きな、もう既に大企業になってしまった食品工業等に、これはもう切り離すことにしておりますが、逆に政府に頼らざるを得ないそうした一般の民有機関ではなかなか取り合ってもらえない、そこに大きく一つの政策を、施策を集中させる意味においては、今度のこの新政策金融機関の方が私は機能を発揮してくるんじゃないかと、そのように思っている次第でございます。