保坂三蔵の発言 (行政改革に関する特別委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○保坂三蔵君 我が党の片山虎之助幹事長も、構造改革で格差が広がるという論理は実は論理矛盾だと、こういうふうに指摘しております。しかしながら、マスコミなどでも二十年遅れのサッチャリズムなどと言われておりますけど、本家のイギリスにおきましても、所得の格差は教育の格差につながるような論争が今でも展開されております。激しい競争社会の行く末は、新しい言ってみれば階級社会を生んでしまうんではないかという見解、危惧もございます。
そういう点で、格差を解消するためには、民間や国民だけが力を持つだけではなくて、その指導に当たる国も、いわゆるグローバルな中での日本という国も、国富や国力をしっかり蓄えていかなければこの格差問題はなかなか対応が難しくなってくる、こういう性質のものじゃないかと思うわけでございます。
国の長期債務が地方と合わせて一千兆になりました。これは国の、政府の短期証券も加えての数字でございますけど、いずれにいたしましても、このままいきますと、やはり一千兆円というのは、率直に申し上げれば、日本の経済や社会が奈落の底に、どん底に陥ろうとしたときに支えた実は功労者なんであります。しかし、この功労者も今になってみれば重荷になってきて、国の財政構造を圧迫して、硬直化しております。
そういう点で行政改革は、もうこれは何としても速いテンポで進めていかなくちゃならない、このように考えるわけでございますが、行革の関連法案の理念と目的について、もう一度国民の前で御説明を賜りたいと思っております。