安倍晋三の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(安倍晋三君) 小泉政権が誕生したときの、そのときの現状認識といたしましては、正に今世界的な大きな変化の中で、その段階ではもう近い将来日本の人口は減少に転じていくと。そういう中にあって、世界における日本の競争力を高め、そしてまた人口が減少していく中においても社会保障制度はしっかりと守っていく、そのための財政基盤をしっかりとしなければならない、そうしたことを実行するためには構造改革が必要であると。民間ができることは民間にやってもらう、また地方のことは地方にという基本的な考えの下に、金融、税制、規制あるいは歳出、全般的な改革を推し進めてきたところでございます。
結果として、例えば企業の収益は五割増しになったわけでございます。そしてまた、有効求人倍率も小泉政権が発足当時は〇・六だったものが一を超えている、また山ほど積み上がっていた銀行の不良債権にいたしましても現在は二・六%、正に正常化をすることができたと、こう思っております。また、国の財政状況について言えば、言わば、いわゆるプライマリーバランスにつきましても昨年度よりも今年度については四兆七千億円の改善も見られたわけでありまして、財政を再建をしていくという方向にもしっかりとかじを切ることができた、このように思うわけであります。
しかし、今後更にまだまだ財政の状況は厳しいわけであります。今後とも、デフレからの脱却、そして民間需要主導の持続的な成長と歳出歳入一体改革の推進による財政の健全化の両立を目指し、行財政改革など構造改革への更なる取組を進めていかなければならないと、このように考えております。正にまだまだ改革は道半ばであると、このように考えております。