安倍晋三の発言 (内閣委員会)
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○国務大臣(安倍晋三君) 日本も世界の中において、言わば外交また政治的なプレゼンス、経済においても、日本の存在というのはこの数十年で比べ物にならないぐらい大きくなっているんだろうというふうに思います。そういう中で、日々新しい経済的な課題、安全保障の課題というのは生じてくるわけでありまして、そうした課題に対して適切に対処していくことが大切であろうと、こう思っているわけでありますが。
そうした中で、小泉総理の外交に対して、何か世界で、また例えばアジアで孤立をしているんではないかというようなことがよく言われているわけでありますが、何回もいろんな人たちからそういうことを言われると、そうかなとか思いがちなんでありますが、全く事実に私は反していると、このように思っています。
特に、日米関係についていえば、首脳外交がこれほど大きな意義、意味を持っている期間というのはそうなかったんではないかと、こう思うわけであります。首脳間の信頼関係が正に日米間のみつ月につながっている。この百五十年の中でも最もこれうまくいっている日米の今関係ではないかと、こう思うわけであります。例えば、それによって対北朝鮮への政策についても北朝鮮は、日本の拉致問題にも理解を示し、全く同じスタンスを取っているということにも表れていると、こんなようにも思うわけであります。
この日米の同盟関係というのは、日本の外交安全保障の基盤でありまして、その基盤は極めてしっかりしていると、そしてさらに、この両国関係を世界の中において活用していくということも十分に可能になってきていると、このように思うわけでございます。
その中で、小泉内閣は、北朝鮮の核やミサイル、拉致といった我が国に直接的な脅威を及ぼす問題のほか、国際テロや大量破壊兵器の拡散といった新たな脅威やアフリカの開発といったグローバルな問題にも、国際協調も大切にしていくという観点から積極的に取り組んでおりますし、平成十六年末の津波災害や鳥インフルエンザ対策についても世界の中で主導的な役割を果たしてきた、このように思っているわけであります。
また、安全保障面におきましても、言わば有事法制をしっかりと確立をしました。これは長年のこれは課題だったわけであります。これをしっかりと成し遂げた。そしてまた、アフガンの、現在、再建についても大きな貢献をいたしました。テロ等の対策についても、テロ特措法を作り対応をしています。また、イラクの復興支援についても、イラク特措法を作り、そしてイラクの復興支援にも大きな貢献をなし、それはまた世界からもまたイラクからも中東からも大変な評価をいただいていると、このように思っているところでございまして、またさらに、安全保障面においては、しっかりと今後とも日本の安全のために努力をしていかなければいけない。また、小泉内閣の間にBMDに関して日米共同開発に着手をするという決定もなされたわけであります。日本の安全を守るということについては、勇気を持ってしっかりと政策を前に進めていると、このように思っております。
国際社会の責任ある一員として、我が国のこうした取組は世界、国際社会からも高く評価をされておりまして、英国のBBC放送と米国メリーランド大学が共同で行った世論調査におきましても、単独では日本は最も高い評価を受けているということでございます。
今後とも、日本が世界と共有をしている価値、自由、民主主義、基本的人権そして法律の支配、こうした価値を世界に平和裏にしっかりと広げていくという努力を今後とも行っていきたい、そしてそれをもって世界から高く評価をされる、私たちが日本人として生まれたことに誇りを持てる日本にしていきたいと、こう考えております。