小坂憲次の発言 (文教科学委員会)

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○国務大臣(小坂憲次君) 委員から秋田県藤里町の例もお話がございましたけれども、まず初めに、五月十七日に秋田県藤里町で事件が起こり、幼い命が奪われることになってしまいました。命を奪われたお子さんの御冥福をお祈りするとともに、その無念な思いを思い、また残された御家族の皆さんのお気持ちを推察するに、もう何と申し上げてよいやら、絶対にあってはならないこのような事件のために御家族が本当に悲しみの底に打ちひしがれていらっしゃる状況を思えば、何としてもこういうような事件をなくするようにしなきゃいけないと思いますとともに、御遺族に対しても心からお悔やみを申し上げたいと思うわけでございます。
 子供を対象とした犯罪というものが起こらないにはどのようにしたらいいか、また、子供たちが巻き込まれないようにはどのようにしたらいいかということを考えますと、一つは、様々な機会を通じて子供たち自身が、危険予測能力や危機回避能力を身に付けさせるということも重要なことではないかと思います。また同時に、地域全体で子供を守っていく、地域の安全をみんなが監視の目を持って防犯の力を付けていくということ、犯罪者が行動しにくい環境づくりをするという、地域の防犯力を強化することもこれまた必要なことだと思うわけでございます。
 この子供の危険予測能力や危機回避能力を身に付けさせるために、文部科学省といたしましては、幼児も含めた実践的な対処方法を身に付けさせるための防犯教室等の推進について、通知の発出や実践事例集の作成配付により指導を行っているところでございます。また、幼稚園でも、警察とも連携しながら、人形劇や腹話術等を使いながら、子供の発達段階に配慮をしながらの理解しやすい安全教育に取り組んでいる例なども見られるわけでございます。
 文部科学省としては、今後とも子供たちが犯罪に巻き込まれることのないように、より実践的な安全教育の推進を目指して取り組んでまいりたいと存じますし、また地域の皆様にこういう機会を通じてともに考えていただいて、安全な環境づくりのためにできることを私どもも考えさせていただき、地域の皆様にお願いをして共々環境整備に努力をしたいと、このように考えております。

発言情報

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発言者: 小坂憲次

speaker_id: 23810

日付: 2006-05-23

院: 参議院

会議名: 文教科学委員会