松本大輔の発言 (教育基本法に関する特別委員会)
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○松本(大)委員 後で触れようと思っていたんですが、資料の十一ページ目なんですけれども、理事会に出していただいた内閣府さんからの八戸以外の調査報告書をもとに、それから過去のタウンミーティングの議事録八回分に目を通して、一体全体その全容はどうだったのかというのを一覧表にしたんですけれども、先ほど官房長官からは、八戸のタウンミーティングでは、たまたま教基法に触れることがなかったということでこういう趣旨の発言を盛り込んだんだということでありましたけれども、このときが一番悪質なんですね。
つまり、三問やらせ質問を用意して、三問ともこの教基法改正に賛成の立場の振りつけを行っているんですよ。これは、その他の回の振りつけ、やらせ質問と比べてもこの特徴は顕著でありまして、まさに教基法の改正案がさきの通常国会に提出をされて、閉会中であった、もう審議中なので焦りを感じていらっしゃったのかもしれませんが、教基法改正に賛成の立場の意見のみ、三問ともそれにしてしまった、これは私は非常に悪質だと思います。それに対して、内閣府さんとして、やはりそれを毅然として押し返さなかったということは大いに責められるべきだと思います。
さらに、これはまた後で申し上げようと思っていたんですが、きのうの理事会で提出をされた八戸以外の教育改革タウンミーティングについての調査結果、お手元の資料でいうところの八ページから十ページまででありますけれども、確かに文科省が主導しました、振りつけを主導しました、やらせを主導しましたというのは、一回目の岐阜県、それから三回目の松山、あと最後の八戸ということになるんですかね。ただ、四回目と五回目、和歌山市と別府市については、ここに内閣府さんみずから調査報告書にまとめていらっしゃるとおり「内閣府が、」「発言のための資料を作成し、」というふうにありまして、要するに、これは内閣府も文科省も同罪ということなんですね。文科省のみがやらせ質問を作成して、内閣府はあくまでスルーしたということではなくて、少なくとも四回目、五回目、和歌山市と別府市については、内閣府さんがみずからこのやらせ質問を作成されて、そしてそれぞれの教育委員会に送付されているんですよ。
したがって、今の官房長官の御答弁は、過去にさかのぼって全部調べるんだと、その努力にはまさに敬意を表したいと思いますし、率直に評価を申し上げたいところであるのですが、ただ、内閣府自身もやはりこのやらせ質問の作成に主導的役割を果たした、積極的に関与したということについては、もう少し陳謝なり、信頼を傷つけたということに対して率直におわびの言葉があってもよかったのではないかなという感じがいたします。
ちなみに、このタウンミーティング、政府主催でやりますよね。八戸では、一体どのぐらいの公費が使われたんでしょうか。事務方で結構です。