郡和子の発言 (厚生労働委員会)

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○郡委員 局長、もう一つ指摘をさせていただければ、やはり軽症者を外していくということになりますと、難病、その病気の全体像という調査研究が目的である事業でもあるわけですから、これが崩れていってしまうということにもなるわけです。軽症者の方々を安易に外す方向では困るということを重ねて申し上げたいと思います。
 そもそも、この懇談会の委員の皆さんたちの発言を見ておりますと、やはり予算の制約を議論の出発点にしておられる。対象範囲の限定、それからパーキンソン病と潰瘍性大腸炎の事業の適用患者数五万人未満への抑制というこの発想です、最初から。これまでの治療研究事業では、患者の医療費負担の軽減を含めた総合的な、福祉的な側面があるわけですから、その福祉的施策を展開するのはもう既に限界に来ているというふうに私ども思います。
 事業対象からの疾病の除外かあるいは範囲の見直しかといった二つの選択肢しか議論されていない状況は、大変、この国の行政の貧しさといいましょうか、考え方の貧しさというのを露呈させていて、患者の皆さんたち、本当に苦しんでおられます。懇談会の委員の方々からも、その点をしっかりとわきまえていらっしゃる方々がおりまして、より広い医療福祉的なものが必要ではないか、また、総合的な難病対策が必要ではないか、全体として納得のできるビジョンのもとに総合的な対策が必要ではないか、こういった意見も出されているところです。
 これらに対して、厚労省、どういうふうにお答えになって、この難病対策にどう正面から向き合おうとされているのか、その姿勢を伺わせていただきます。

発言情報

speech_id: 116504260X00720061201_166

発言者: 郡和子

speaker_id: 26173

日付: 2006-12-01

院: 衆議院

会議名: 厚生労働委員会