塩崎恭久の発言 (北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会)

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○塩崎国務大臣 高木先生から、今回拉致問題担当大臣になった覚悟のほどをということで、今御質問がございました。
 今お話がありましたように、安倍総理は、もうかねてからこの拉致問題について、みずからの問題として、また国家の重大な問題として取り組んでこられました。
 今回、安倍内閣が発足をいたしまして、拉致問題の担当大臣というものを初めて設けた、そして、対策本部をみずから本部長になってつくって、今その体制固めをしているところでございますが、政府を挙げての対応をとる、こういうことで、これからの歩みを進めるわけでございます。
 私は、担当大臣としてこの問題にどう取り組むかということでございますが、まず第一に、この拉致という問題は、今正式に認定をされた方々が十七人、うち五名が戻ってこられただけでありまして、まだまだそのほかに特定失踪者もおられるという中で、本当に国家の主権を侵す重大な問題だと思います。
 にせ札問題などがよく国家主権との絡みで言われますけれども、にせ札が国家主権を侵すのはもちろんでありますけれども、拉致問題はまさに人そのものを拉致してしまう、それも日本の国内でやる、そういう信じがたいことでありまして、本当に我が国の国民の生命と安全にかかわる重大な問題だと思っていますし、拉致問題の解決なくして国交正常化なしということだと思っています。
 北朝鮮はこの間、不誠実な対応を続け、そしてまたミサイル発射、さらには核実験、こういうことで、世界の流れからまさに逆行しているようなことをやり続けているわけでありまして、北朝鮮の対応が今のところ変化の兆しがうかがわれないということは大変我々としては残念なことであるわけでございます。
 対話と圧力という基本的なスタンスの中で、北朝鮮に対して、引き続き、拉致被害者の全員の無事帰国、そしてすべての拉致被害者の安全を確保して直ちに帰ってもらうために、我々は強くこれからも求めてまいりたいと思っていますし、本部ができたわけでありますから、十分な体制でもって真相の究明から実行犯の引き渡しについても強く求めていきたいと思っています。
 それから、私もこの間、拉致被害者の家族の皆さん方、あるいは特定失踪者の関係者の皆様方ともお会いをしてまいりましたけれども、それぞれ三十年から時間がたって、御高齢にもなってこられているわけでありますので、一刻の猶予もない、そんな気持ちで、これから担当大臣として頑張っていきたいと思っております。
 先般、松本京子さん、新たに拉致認定をいたしましたが、それ以外の特定失踪者の問題についてもこの本部では正面から取り組んで、しっかりとやっていきたいと思っておりますので、高木先生を初め委員の先生方にもまた御協力を願いたい、このように思うところでございます。

発言情報

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発言者: 塩崎恭久

speaker_id: 34685

日付: 2006-12-07

院: 衆議院

会議名: 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会