安倍晋三の発言 (教育基本法に関する特別委員会)

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○内閣総理大臣(安倍晋三君) 私も、かつて官房副長官当時、小泉内閣メールマガジンの編集長で編集後記を書いていたときに、今、鴻池先生が引用された一文を引用したことがございます。
 この戦後の中で抜け目なくというのは、まあ損得に価値の基準を置いている、そういうイメージがあるわけであります。幾ら経済的に繁栄しても、物で栄えて心で滅んでいくのではないか。そういう国にしないためにも、我々はやはり教育を立て直していく必要があるわけでございます。
 この六十年間、自由民主党はこの教育の基本法の改正はずっと訴えてきたわけでございますが、しかし、先ほど伊吹大臣がお話しになられたように、世代がずっと交代をしていって、現象としていろんな問題が顕著になってこないと、なかなかこれは問題がみんなの認識、共有認識とはならなかったのかもしれないと、このように思います。
 現在、まだ、正にいろいろな問題が顕著になってまいりました。そこで、やはり私たちは、自らを律する精神、道徳やあるいはまた豊かな情操を子供たちに教えていくことの重要性、日本の今までの豊かなこの優れた伝統や、あるいは美しい文化を子供たちに教えていくことの大切さ、公共の精神、こうしたことをやはり教育の基本法に据えていく、書き込んでいくことが重要ではないかと。時間は掛かるかもしれませんが、この教育基本法を改正するまでの時間も長かったわけでありまして、正に小さな努力を重ねて今日に至った、目的岩をうがつ、そんな気持ちで取り組んでこられた皆さんの成果によって、今こうして御審議が行われ、この審議も相当、多少広く深い議論ができたのではないかと。将来、私たちの次の世代の子供たちが日本人として生まれたことに誇りを持ち、そして国際社会においても、さすが日本人はすばらしいと思えるような活動、活躍、貢献をしていくためにこの教育基本法の成立を是非お願いをしたいと、このように思っております。

発言情報

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発言者: 安倍晋三

speaker_id: 26067

日付: 2006-12-14

院: 参議院

会議名: 教育基本法に関する特別委員会