林芳正の発言 (内閣委員会)
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○副大臣(林芳正君) 正に委員御指摘のとおりで、今思い出しておりましたけれども、若い人がやる気をやっぱり持てるようにするということは大変大事でございまして、この十三年の閣議決定の前後だったと思いますけれども、お亡くなりになりました橋本先生が行革担当大臣でいらっしゃったころに若手の国家公務員の職員のアンケートというのを取りまして、やっぱりどういうところが今やる気を失わせる原因になっているのか、そういうことを細かく調べたことがございました。
いろんな理由が出ておりましたけれども、正に今委員が御指摘になったようなことがやっぱり若い職員の本音として出てきておったわけで、それがこの一連の公務員制度改革の実はスタートの原点の一つになっておるわけでございます。
民間と比べて数字でなかなか評価しにくいと。行政評価ということで仕事の評価をしてなるべく数量的なものを出せということが進んでおりますけれども、それでも、私も商社に勤務しておりましたけれども、やっぱり幾らもうかったかというのは数字で出るわけですね。しかし、この公務の仕事というのは、数字で出せと、しかもチームでやっておりますから、委員御指摘のように、だれがどれぐらいじゃ貢献したのかというのはなかなか出しにくいところがあるという難しい問題があるわけでございますが、正にその辺を踏まえた上でも、しかしやっぱりやる気が出るようにしなければいけないということで能力実績主義の導入をしていこうと。
今御指摘がありましたように、その先駆けとなる評価というのを試行、トライアルを既にやっております。今年の一月から六月に政府全体で第一次を既に行いました。
これは課長と課長補佐級のうちで、評価される方の人を二千人ぐらい選びまして、評価者が、上司ですが、五百人ぐらいを選んでもらいまして、まず能力を見るということで、職務行動評価部分と呼んでおりますが、それから実績を見る役割達成度評価部分というものを二つに分けて、自己評価、上司との面談、評価内容のフィードバックというのを実施をしたわけでございます。
能力と実績というのは、例えばイチローのような大変能力の高い選手でも不調ということがあるわけですね。このシーズンは余り打てなかったと、しかしこの人は能力は高いと。やっぱりそういうことは分けて評価すべきだろうということで、この能力面と実績面ということで分けて評価をしてもらっているわけでございます。
今回は試行でございますから、これはすなわち任用とか給与には直接今回は反映させないということでございますが、試行をやってみて試行が一体どうだったかというアンケートを既にやっておりまして、この仕組み自体は大体肯定的に受け止められておりますが、やっぱり克服すべき課題ということで、先ほど委員からもありましたけれども、やっている業務自体が目標を決めてここまでやろうという、そもそもそういう業務じゃないとか、それから評価項目が、一律にやっているところもあって自分の職場に合ってなくてというようなことが評価者それから被評価者、両方から出ておりますので、こういうところをよく受け止めて二次の評価を来年の一月からやっていきたいと、こういうふうに思っております。
今のは、一次は課長、課長補佐でしたけれども、今度は係長、係員まで拡大、また地方にも支分部局等ありますので、こういうところにも拡大、更に専門の職種にも拡大してこの二次の評価というものをやってまいりまして、実際に、ただ試行だけで終わるわけはないわけですから、今度は実際にこれを使って任用や給与に、評価に反映させていくということを具体的に検討してまいりたいと、こういうふうに思っているところでございます。