岩屋毅の発言 (外務委員会)

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○岩屋副大臣 おはようございます。
 平成十九年度外務省所管予算案について概要の説明をさせていただきます。
 平成十九年度一般会計予算におきまして、外務省は六千七百九億二千七百万円を計上しております。これを前年度と比較いたしますと、二・九%の減となっております。また、ODA予算は、外務省所管分として、対前年度比四・〇%減の四千五百四十三億五千九百万円となっております。
 外交は、中長期の観点から、我が国の国益を確保することを目的とするものでございます。今日、この目的を我が国単独で達成することは困難であり、関係国や国際機関等との協力を安定的に継続することが重要です。このような考え方に基づき、平成十九年度につきましては、以下の四つの柱から成る重点外交政策を踏まえて、予算案を作成させていただきました。
 第一の柱は、日本外交の基礎体力の強化でございます。
 まず、外交実施体制の強化に向けて、外務本省及び在外公館の体制強化や、NGO、地方自治体との連携の強化等を図ります。特に、外務省の定員、機構につきましては、定員合理化の努力を一層進めると同時に、主張する外交に必要な人員体制を整えるべく、定員の五十一人の純増及び六大使館の新設を図ります。
 また、国際貢献等を担う層を拡充するために、平和構築分野の人材育成や国際機関における邦人職員の増強に必要な予算を計上しております。
 さらに、外交の重要な資源であります情報収集・分析体制の強化に引き続き取り組む一方、我が方の情報防護体制の強化に向けて、不断の努力を行ってまいります。
 第二の柱は、国民の安全の確保と繁栄の促進でございます。
 まず、我が国国民の安全、安心を確保するために、日米同盟を基軸とする安全保障政策に係る予算や、在留邦人へのサービス向上及び邦人保護体制の強化といった領事政策に係る予算を計上しております。
 また、我が国が経済成長を達成していくために、EPA戦略の推進やエネルギーの安定供給確保のための取り組みを強化してまいります。
 第三の柱は、アジア外交の強化と望ましい国際環境の確保でございます。
 まず、地域協力、青少年交流等を通じて、近隣アジア諸国との関係強化を積極的に推進してまいります。同時に、アジアとの連帯を基礎として、国際協力の幅の拡大を図ってまいります。
 また、国際社会で主要な責任を担う一員として、テロ対策、人間の安全保障等のグローバルな課題に対して、ODA等を活用して、積極的に取り組んでまいります。
 第四の柱は、日本の魅力並びに日本からのメッセージの積極的な発信でございます。
 外交を行う上で、我が国に対するよいイメージが浸透しているかどうかは、極めて重要でございます。さまざまなメディアを通じ、攻めの広報を行うとともに、伝統的な日本文化のみならず、ポップカルチャーも活用した文化外交を積極的に展開していきたいと考えております。
 以上が、平成十九年度外務省所管予算案の概要でございます。

発言情報

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発言者: 岩屋毅

speaker_id: 30611

日付: 2007-02-21

院: 衆議院

会議名: 外務委員会