山田正彦の発言 (農林水産委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○山田委員 既に、林野庁の皆さんと話してみても、二千円で簡易な作業道はできてきているということですから、僕はもっと、千円だと先ほども言いましたけれども、それでもできると思っていますが、仮に二千円でつくったとして、もう実際には、こう言っちゃなんですが、公共事業で土建屋さんだけを喜ばせるような二車線の道路とか云々を林業予算でやっちゃおかしい。僕は、これが今までの自民党の体質だと思っているんですが、そこはそれ以上言うのはやめます。
ただ、今副大臣もそういうことは喜ばしいことだと言われたので、仮に六百九十億円で二千円で作業道をつくったとしたら、どれくらいになるだろうか。かつ、日本の人工造林が一千万ヘクタールありますから、一千万ヘクタールに、もう既に日本が三・五メートルで十二・幾らですから、あと一ヘクタール当たり八十メートル作業道をつくればいいと僕は思っているんです。そうすると、全体に一千万の人工林で六十四万キロ、ドイツ並みというと。六十四万キロの作業道ができればドイツ並みに安く木材を刈り出せるわけです。
さっきオーストリアで三千五百円、日本で七千円と言っていましたが、カナダでは既に一万円もかかっているわけですから、日本の場合もオーストリア並みに作業道さえつければ、一人が一日当たり一立米しか刈り出せないのを、それが十立米でも刈り出せるようになるには、この作業道なんですね。間伐経費あるいは下刈りの経費、これも作業道があれば格段に安くなる。
そうして考えますと、この六十四万キロの道路を全部整備できれば日本の林業は欧米に太刀打ちできる、副大臣、そう考えませんか。欧米に太刀打ちできると考えられたとしたら、一体、この六百九十億の予算で、全部作業道に仮に使うとしたら、どれくらい道路網を整備できるとお考えでしょうか、ちょっと今計算できなければそれは私が答えますから。