平野茂夫の発言 (少子高齢社会に関する調査会)

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○参考人(平野茂夫君) お答えいたします。
 ただいまの中原さんの御質問についての関連の、この七ページ、私がお配りしましたレジュメの七ページの政策提言の②高齢者派遣対象事業の種別制限の緩和、派遣期間制限の撤廃ということでここに掲げてあるんですけれども、高齢者がゆえに何でもあらゆる職種に制限の緩和をしていただきたいと、すべての分野に今は少し制限がありまして、その制限を取り払ってもらったらいかがかということと、派遣期間もこれも高齢者であれば働けるまで働かせてほしいということがここで言っていることですけれども。
 その中で、今御質問がありました、当社は派遣事業もしてますし、それから請負事業もしてますし、紹介派遣もしてますし、どういうふうな、法律が許される範囲の中でお客さんが、人材派遣法に基づく派遣をしてほしい、あるいは請負契約で例えばこの建物の設備のメンテナンスをしてほしいとか、お客さんのそれぞれの要望がありますから、法律に許された状況の中でいろんな形でとにかく高齢者を働いてもらおうという、方式はお客さんの御自由に決めてほしいということでお願いしています。
 それから、この社員六百名のほとんどが正社員です。正社員というのは、うちの社員として雇用して、それから派遣をしたり請け負ったりしますんで、途中で、一年間の契約で行ってて半年で場合によってはお客さんの方から、親会社から人が来るんで、マイスター60さん、引き揚げてほしいというときは引き揚げまして、残された社員の六か月の雇用保障、賃金は保障しております。正社員です。ですから、派遣期間だけ行って帰ってきてというふうなことではなくて、これは特定派遣というふうな科目に入りまして、ただの派遣であればこれは一般派遣というんですよね。当社はほとんどの方が正社員として派遣をしております。あるいは請け負ってます。
 それからもう一つ、この七十歳選択定年ということは、六十歳から入っていただいて七十歳になるころには、自分も場合によっては耳が聞こえないとか、家庭に事情があるとか、国へ帰らにゃいかぬとか、いろんな事情が皆さんありますから、七十歳のときに初めて自分で人生を考えていただいたらいかがですかと言うんです。
 それから、私、これは日野原先生から話が出ましたけれども、私は高齢者の方を大いに働いてもらうということを奨励をしておるわけですけれども、老いて老醜をさらさせたくないと思っているんですね。老いて老醜をさらさずという言葉があるでしょう。老いて老醜をさらすということの惨めさというものを私はここでぬぐいたいんです。やっぱり働くからには、どこどこ、どこどこ一流会社の部長さんで働いてきたけども、ただ働きたいがゆえに、もうよたよたしているにかかわらず、僕は働きたいんだからずっと仕事をするんだということは、その人をして、何だあのおやじさん、もういい加減辞めたらいいのに、あんな一流会社で常務やったのにという、そういうふうなことの見方がされますから、老いて老醜をさらさせないということを、特にまた七十歳選択定年というところに節目を置いて、そして働く方にそれを問うておるんです。いかがですか、お辞めになりますか、働きますかということでの選択定年です。

発言情報

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発言者: 平野茂夫

speaker_id: 4531

日付: 2007-02-07

院: 参議院

会議名: 少子高齢社会に関する調査会