甘利明の発言 (経済産業委員会)
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○国務大臣(甘利明君) 経済産業大臣だから言うんではなくて、これは日本の政治家として確信を持っておりますことは、いかなる場合でも経済成長がなければすべては水泡に帰してしまうということであります。つまり、日本が抱えている課題というのは、財政再建は待ったなしで、先進国中最悪の債務残高を持っていて、ほっておけば利払いだけで一般の政策経費は全部食ってしまうという事態になってしまうと、これは放置できないわけであります。あるいは社会保障でも、国民の不安、本当に年金は大丈夫なのかと、医療の負担は際限なく上がっていくんではないかと、いろんな不安を抱えているわけであります。この社会保障の安定運営にも経済が発展をしていかないと賄い切れないということになるわけであります。ですから、すべてのバックボーンは経済成長にあると思います。これは成長戦略路線は譲れない話だと思います。
ただ、その成長の果実をどうみんなが享受をするかということにいろいろ考えるべき点があるんだと思います。大企業だけが成長の果実を受けて中小企業はいじめられるまんまとか、大都市はいいけど地方都市は惨たんたるものと、これでは幾ら成長、経済規模が大きくなったといっても、ごく一部の人だけがその恩恵にあずかる成長の仕方ではいけないと思います。成長は基本でありますけれども、それを関係者がしっかりとその果実の均てんを受けるということが大事だと思っておりますし、その点にしっかりと思いをはせていかなければならないというふうに考えております。