家西悟の発言 (厚生労働委員会)

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○家西悟君 私、障害者自立支援法案への本会議採決に先立ち、党を代表して反対討論を行いました。これまでの障害者福祉施策の基本は障害者自身の経済的能力に応じて負担していただくというものでしたが、その施策を、障害者の方々も福祉サービスを受けられるのだからそれなりの負担をしていただく、つまり施策分野について応能負担から応益負担への政策転換が行われました。
 当時、政府は少し前から障害者福祉施策のグランドデザインを発表されたわけです。そして、私たち障害者、私も当事者でございます、しっかりと意見を述べていこうと考えました。関係障害者団体もそう考えておられて意見を述べられてきたと思いますが、その結果について意見を述べさせていただこうと思ってきたわけですけれども、そして当時の小泉総理の構造改革推進の下で今回成立したわけですけれども、この支援制度は二年ももたなかったわけです。そして、そういう特別措置を講ぜられたわけですけれども、障害者の生きる権利を脅かしかねない法律について、当事者に十分な説明を行う責任が国にあったはずです。
 小泉総理は参議院本会議で法案説明で、本法案については、その立法過程で障害者らの方々も参加いただいた審議会で二十回にわたり議論するなど様々な場で意見を伺うなどとともに、十六年度は、障害者も含めて関係要請に応じて、延べ五百回にわたり意見交換を行うなど、様々な御意見、御要望を承ってきたと答弁されました。私は、早速その答弁根拠を明らかにするように厚生労働省に求めましたが、持ってきた資料はいい加減なものでした。
 ここにその五百回に及ぶ資料がございます。一年余りの間に五百回当事者団体とお会いになられた、全国を歩かれたというふうにお伺いしています。そして、私は担当課の方に、大変だったでしょうねと。一年のうちに五百回、平均すると一日二か所ぐらい回られた。出張費用も大変なものだったでしょうし、マンパワーも大変だったでしょうということをお伺いしたわけですけれども、ここに挙げられた方々の中に、幾つかは私の事務所にも来られた団体がおられます。あのときにどういう法案説明をされたのですかということをお伺いしたわけですけれども、あいさつに来られました。今、こういうようなことで応能から応益負担へ変わるような法案を考えておりますというようなことを言ってあいさつだけで帰られて、具体的な説明もなくやられたと、そして今日の混乱が一つは生じていると、私はかように思うわけでございます。
 そして、これは、横におられます障がい者自立支援法応益負担廃止法案を提出されている谷さんに精査を是非ともお願いしたいと思って後でお渡しいたしますけれども、こういうような点について、舛添大臣、いかがお考えでしょうか。ましてや、それだけの数を一年間でこなすだけの能力が本省にはあったんでしょうかという点も、もし御答弁いただければで結構でございます、また精査していただいて、法案の過程において谷理事の方からいろいろと政府に対しても御質問されていくだろうと思いますけれども、ひとつ御意見がありましたらお伺わせいただければと思っております。

発言情報

speech_id: 116814260X00220071025_006

発言者: 家西悟

speaker_id: 20122

日付: 2007-10-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会