家西悟の発言 (厚生労働委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○家西悟君 是非ともよろしくお願い申し上げます。非常にいい加減なものだと私は理解しております、正直なところ。
 それから、次に肝炎問題に質問をさせていただきます。時間が限られておりますので、本日は。
 まず、写真をごらんになっていただきたいと思います。(資料提示)これ、私の事務所の方で日ごろから飾らしていただいている写真でございますけれども、この写真は、私が二十三歳のとき、全国血友病友の会の仲間たちとともに、一九八三年八月十五日、当時の厚生省母子衛生課に要望書を持っていったときの話です。医療費の問題と、それからエイズの問題が危ないんじゃないか、血液製剤を介してHIVに感染するんじゃないか、感染すると当時はまだ分かりませんでしたけれども、危ないんじゃないか、是非とも国内自給を推進していただきたいという要望書を持っていったときの写真でございます。
 そして、私、背中を向けている二番目ですけれども、目を伏せていないところですけれども、二十三歳でした。そして、この課長に、母子衛生課の当時の課長、医療費の問題は私ども母子衛生課でございます、しかし血液製剤の問題は私どもではございませんというふうに突っぱねられました。そして、この要望書は、受け取らない、受け取る、受け取らない、受け取ってくれの押し問答させていただきました。そして、最後には、この課長は何と言ったか。私が、じゃ、この要望書は、その安全な血液製剤を主張されるんならば、私どもではないと言われるんならばどこへ持っていけばいいんでしょうかというふうにお尋ねをしたときに、自分たちで勉強して持っていけと、なぜ私が答えなきゃならないというふうに言われました。たった一言、一階にある生物製剤課に持っていけばいいんですよというふうに言っていれば、一千五百人に及ぶ感染被害者、そして六百人以上の仲間たちは死に至らなかったのではないかといまだに思えてなりません。
 そして、この方、薬害エイズで逮捕された松村局長の後の後任として健康局長となられました。そして、衆議院、九六年、私が総選挙に当選をした折にあいさつに来られました。昨日、厚生労働委員会があった、あの十六室の前のロビーで私が座っていると寄ってこられて、私、薬害エイズの問題で逮捕された松村の後任の者です、私、日本のエイズの問題一切かかわっておりません、これから一緒になってエイズの問題取り組んでまいりますので、勉強させていただきますのでよろしくお願いしますというふうに言われました。私は、十三年前、一九八三年八月十五日、何をされていたか覚えておいででしょうかというふうに言ったときに、母子衛生課の課長じゃなかったですかというふうに言うと、そうですと。私お会いしていますよねと。十三年という時間の間にお忘れになられたんですかと。日本の薬害エイズの問題、一番最初にかかわったのはあなたですよと。この問題、きっと国会の場で追及をさせていただきますと申し上げました。
 そして、小泉総理、当時は総理じゃありませんでした、小泉厚生大臣、そして橋本龍太郎総理に対して私はこの話をさせていただきました、予算委員会で。そして、こういう人たちがやっているんだと、こういうようなことでは困るんだと、しっかりと取り組んでいただきたいというようなことで、今後このようなことのないよう、自分たち、省というか政府を挙げて取り組んでまいりますという決意をいただきました。そして、それから私はそのときに言いました。被害者というものは、そういったことを、私は十三年掛かって国政の場に来ました、被害者は、やった側は水に流すことはできても、やられた側はそのことを石に刻んで生きていきます。そして、十三年掛かって私は国政へ来ました。たった一言言わなかった、そして多くの仲間たちが命を奪われた。二度とこのようなことがないようにするためにというお誓いを立てていただいたはずです。
 大臣、こういうようなことの話を今させていただいたわけですけれども、私、この話をすると、どうしても胸が詰まってきます。当時のこと、そしてこの委員会の席のことも思い出します。一九八八年十二月、エイズ予防法が可決成立した部屋でございます、参議院で。私もこの傍聴席におりました。見ていました。そして、その翌年から裁判が始まったわけです。七年に及ぶ裁判をさせていただいた。そして、十三年掛かって国政にも来た。
 こういう話をお聞きになって、今回の騒動を始めとして、この話、こういう場でさせていただくのは、小泉総理、尾辻厚生労働大臣を始め、これで舛添大臣として三人目です。是非とも御感想を聞かせていただければ幸いでございます。是非ともお願い申し上げます。

発言情報

speech_id: 116814260X00220071025_008

発言者: 家西悟

speaker_id: 20122

日付: 2007-10-25

院: 参議院

会議名: 厚生労働委員会