渡海紀三朗の発言 (文教科学委員会)
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○国務大臣(渡海紀三朗君) 若いJリーガーということで友近議員が来られた。やっぱり国会の議論というのは、いろんな層の方が世代を超えて参加をされ、また、いろんな経験のある方が来られるという意味で、スポーツの政策についてこれからも大いに議論をさせていただきたいというふうに思っております。楽しみにしております。
今サッカーくじ、いわゆるスポーツ振興くじのお尋ねがございました。
この導入時に、我々も実は随分議論をいたしました。中には、やっぱり青少年の教育に良くないんじゃないかといったような議論がありまして、ちょっと余談な話になりますけれども、私は多くのそういう陳情をいただきました。
当時私は実は自由民主党を出ておりまして、新党さきがけの政調会長でございまして、そういう立場で随分陳情を受けたわけでありますけれども、その方々にいつも申し上げたのは、やはりスポーツを振興することは非常に大事であるということは認めていただける。その上で、なおかつ今は非常に財政難であると。やはりそういった意味で、こういったものがうまく機能すれば、うまく機能すればスポーツ振興の財源として非常に重要な役割を果たすであろうし、また同時に、いい意味でスポーツに対する興味というものもこれによってやっぱり上がってくるんじゃないかと。
大事なことは、青少年教育において大事なことは、実は子供は買っちゃいけないんだよということをしっかり教えることが大事なんであって、子供が買うから駄目なんだというふうな、ガラス箱の中に入れれば実は子供は健全に育つんだという発想には立たないというふうに申し上げまして大変実はおしかりを受けたわけでありますが、今でもその考えは変わっておりません。
そういった意味で、スポーツ振興ということで実は創設されたくじでございますけれども、残念ながら、当初いろんな試算もやりました。そして、ちょうどワールドカップもありましたですね、あのとき日本と韓国で。こういうこともあって最初の二年ぐらいは非常に順調に実は推移をしたわけでございますが、その後若干売上げが落ちまして、そういった面で、なかなか当初の目的というものが実は発揮されていないというか、実現できていないということは大変残念に思っております。
その中で、このくじをどういうふうにしていくかということが言われたわけでございますけれども、昨年来、やはり経営体質をしっかりと改めるということをやり、なおかつ新たなメニューですね、これは御存じだと思いますが、高額当せんのBIGというものを導入をしたり、それから販路をできるだけ拡大をしようと、またこの拡大のためには、今ローソンとファミリーマートですね、コンビニでも買えるようにするとか、そういったことをやること、また経費節減の努力ということをやることによって随分と改善を見ております。
今年のシーズンを見ますと、十一月十日現在で約四百三十八億円、昨年のシーズン通しての売上げが百三十二億円でありますから、こういうことを考えますと、今シーズンは更に売上げが上がるというふうに見込まれておりまして、大幅な収益というものも見込まれるわけでございます。
後で御質問もあるかもしれませんが、かなり累損が出ておりますから、そういったものの対策というものもしなければなりませんが、当初の目的という意味では、スポーツ振興の財源としてこのスポーツくじが機能する日も思ったよりは近いときに来るのではないか。今やめてしまってこの欠損が国民の負担になるということよりは、しっかりと先ほど申し上げましたような対策を講じていくということが大事であるというふうに考えておるところでございます。