白川方明の発言 (財務金融委員会)
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○白川参考人 お答えいたします。
中央銀行の独立性は、過去のさまざまな教訓を踏まえまして、世界各国の中央銀行で認められた重要な原則でありまして、日本銀行法におきましても、その第三条に、「日本銀行の通貨及び金融の調節における自主性は、尊重されなければならない。」というふうに明記されております。
また、政府から、これは金融政策決定会合に毎回御出席になっておりますけれども、意見を述べることができることになっておりますけれども、その内容は、毎回、この決定会合の議事要旨の公表などを通じまして明らかにされるという透明な手段が用意されております。
議員御質問の長期国債の買い入れでございますけれども、この日本銀行による長期国債の買い入れは、あくまでもこれは、円滑な資金供給という金融市場調節上の必要に基づいて実行しているものでございます。決して、財政の支援や国債発行の円滑化、あるいは長期金利に影響を与えることを目的として実行しているものではこれはございません。
中央銀行が金融政策をやりますときには、これは、経済、金融の状況に応じましてバランスシートの規模を自在に伸縮する必要がございます。そうした観点から、日本銀行は、資産・負債の状況などを踏まえつつ、銀行券残高を上限としてこの国債買い入れを行っております。こうした考え方につきましては、日本銀行の対外公表文やあるいは国会での答弁などを通じまして繰り返し説明してきてございます。
日本銀行としましては、今後とも、長期国債の買い入れにつきましては、物価安定のもとでの持続的な経済成長を実現する、そのための金融調節の必要性という観点から判断していくことになってまいります。
当面は、既に日本銀行が公表していますとおり、先行きの日本銀行の資産・負債の状況などを踏まえつつ、これまでと同じ金額、頻度で当面は実施していくという方針でございます。