福地茂雄の発言 (総務委員会)

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○福地参考人 本年一月二十五日付でNHK会長を拝命いたしました福地でございます。
 議題となっております日本放送協会の平成二十年度収支予算、事業計画及び資金計画の御説明に先立って、まず、三人の職員が関与いたしました株のインサイダー問題につきまして、深くおわびを申し上げます。第三者委員会による調査が精力的に行われておりますが、関係者を厳正に処分し、再発防止策の策定に全力で当たってまいります。その上で、内部統制機能の整備によりますコンプライアンスの徹底を図り、視聴者から一層信頼される公共放送を目指してまいります。
 平成二十年度は、三カ年経営計画の最終年度でありますとともに、デジタル時代の新たな公共放送の基礎を築く重要な年度でもあると考えております。
 事業運営の基本となります放送におきましては、放送の自主自律を堅持し、信頼されるニュースと多彩で質の高い番組を制作し、視聴者の要望に的確にこたえてまいります。
 また、幅広い視聴者層、とりわけ若い世代に向けた番組や地球環境問題に継続的に取り組む番組、地域放送の充実等に力を注ぐとともに、報道取材体制の強化、第二十九回オリンピック北京大会や北海道洞爺湖サミットなどの取材、放送に万全を期します。
 さらに、地上デジタル放送の普及や国際放送による海外への情報発信の充実に努めてまいります。
 協会の主たる財源であります受信料につきましては、公平負担に向けて、一層効率的な契約収納活動を推進いたしますとともに、訪問集金の廃止等の新たな施策の実施と、より公平で合理的な受信料体系への改定を行います。
 また、改正放送法の趣旨を踏まえ、番組アーカイブ業務の実施に向けた取り組みを着実に進めてまいります。
 これらの実施に当たって、引き続き徹底した業務改革とスリム化の推進に取り組みまして、効果的かつ効率的な業務運営を行ってまいります。
 建設計画におきましては、平成二十三年の地上デジタルテレビジョン放送への完全移行に向け、放送設備の整備などを計画的に実施いたします。
 以上の事業計画に対応する収支予算につきましては、一般勘定の事業収支におきまして、受信料などの収入六千五百七十五億円、国内放送費などの支出六千四百七十二億四千万円を計上しております。事業収支差金百二億五千万円のうち三十三億七千万円につきましては債務償還に使用し、残り六十八億七千万円は翌年度以降の財政安定のための繰越金とすることといたしております。
 資本収支につきましては、支出において建設費など総額八百四億七千万円を計上し、収入には、それに必要な財源として、減価償却資金など総額八百四億七千万円を計上しております。
 最後に、資金計画につきましては、収支予算及び事業計画に基づいて、資金の需要及び調達を見込んだものであります。
 以上、平成二十年度収支予算、事業計画及び資金計画につきまして、そのあらましを述べさせていただきましたが、今後の事業運営に当たりましては、協会の改革に向けたこれらの施策を一つ一つ誠実かつ着実に実行し、視聴者の期待にこたえていく所存でございます。
 委員各位の御理解と御支援をお願いし、あわせて、何とぞよろしく御審議の上、御承認賜りますようお願い申し上げます。

発言情報

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発言者: 福地茂雄

speaker_id: 17815

日付: 2008-03-24

院: 衆議院

会議名: 総務委員会