冬柴鐵三の発言 (予算委員会)

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○冬柴国務大臣 基幹道路ネットワークというものとあわせて、あるいは、地方においては、そういうものを重視するところはたくさんあります。
 例えば、先ほども、病院までということがありました。以前にも示した部分ですけれども、救急病院へ行く生活道路の整備というものは大変強い要望がございます。
 ここで先ほど井上議員もおっしゃいましたように、心停止で三分、呼吸停止で十分、出血多量で三十分、本当に一分一秒を争うわけでございまして、救急車に乗ったけれども、目的地に着くまでにこういうことが起こったということで亡くなってしまうということは、大変悲しいことでございます。これは奈良県の十津川の話ですけれども、五條市へ行くまでに九十分、また新宮市に行くのに七十分もかかるという道路、これは別に極端な例を挙げているわけではなしに。
 過日も福島県へ参りました。そこの相馬地区とか双葉地区からは、このような救急でありますと、国道百十五号という、東北中央自動車道に並行したところでございますけれども、ここを行かなきゃならない。ところが、そこは霊山道路という大変曲がりくねったところで、救急車では輸血する瓶が振れてできないというようなことまで言われました。そういうところを今、我々の方で整備をしているわけでございますけれども、一日千秋の思いですよ。そういうところから福島市の高度の医療施設に行くためにはその道を通るのが最短距離だということで、そこを行かれるわけですけれども、大変な難渋でございます。
 そのほか、ちょっと時間があれしますけれども、東京に六百七十三の踏切があります。こういう六百七十三の踏切というものがいかに生活で難渋をしているか。それから、環境問題もあります。
 踏切は全国に三万五千カ所ありますけれども、全部はできません。したがいまして、一時間のうちに四十分以上閉まっているというあかずの踏切、こういうものを六百とか、あるいは、あかずの踏切とは言わないけれども、車や人や自転車が殺到して大変な混雑をしている、この図面がそうですけれども、救急車まで向こうでとまっています、こういうようなところ八百カ所、何としても早く直さなきゃいかぬということで、要望が物すごく強いわけでございます。
 もう一つだけ挙げさせてください。
 全国の学童、一日に四十人以上の子供たちが毎日使っている道路、これは十一万キロメートルあります。そのうちの四万四千キロメートルが、この写真に写っているように、歩道のない道でございます。歩車道の区別がないところ、これの四万四千は、親としても、一日も早く直してやりたい、歩道ぐらいつくってやりたい、それがつくれないのであれば、やはりガードレールをつけてやりたいというのが親心じゃないでしょうか。これは十一万キロ全部はできません。予算にも限りがあります。しかしながら、十年間のうちに四万四千キロは直したい。
 こういうように、十六の政策課題がありますが、今、そういうことで、国民の皆さんもこれは御同意いただけるだろうと思うんです。そういうものをやりたいというのが道路の中期計画でございますので、よろしくお願いしたいと思います。

発言情報

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発言者: 冬柴鐵三

speaker_id: 30508

日付: 2008-02-21

院: 衆議院

会議名: 予算委員会