赤松正雄の発言 (予算委員会第三分科会)

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○赤松(正)分科員 それは公式的なお話で、おもしろくも何ともないお話だなというふうに思うんです。
 そういう北に対して、核計画の完全な申告と核施設に関する無能力化を六カ国協議の中で強く要求していくということは当然あるわけですけれども、そういう基本形の動きというものがしっかりあって、同時に、水面下でさまざまなアクションというかメッセージというか、いろいろなものをやっていかなくちゃいけないんじゃないのかなという感じがするわけですね。それはこういう場所でどうこう言えないということはあろうかもしれませんが、ぜひともいろいろなことをしていっていただきたい。
 例えば、きょうも朝、ラジオを聞いていたら、前からわかっていたことですが、改めて二月二十六日のアメリカのニューヨーク・フィルハーモニックの平壌での演奏という話があって、あれは米朝間の去年のある一定の時期の親密化の動きの流れを反映して決めたもので、今の関係とはちょっとばかり違うという受けとめ方もあるようですけれども、いずれにしても、シンフォニー外交というふうな言い方をする向きがあるんですけれども、これなんかも一つのおもしろい動きです。
 今私が申し上げている核廃絶、核軍縮、朝鮮半島非核兵器地帯構想というものには直接関係ないようですけれども、何かいろいろなことをやってみたらいいんじゃないかという意味では、日本から何か、歌舞伎のあれを北朝鮮に送るとか、歌舞伎をやっても余り核軍縮に関係ないかもしれませんが、北朝鮮と日本との関係を表玄関から、拉致、核、ミサイル、こういう角度で迫ったり、一方で、経済という部分をちらつかせながら、日朝正常化というものをゴールににらみながら、いろいろなことを正面からやるというだけではなくて、違うさまざまな試みがあってもおもしろいんじゃないか。
 ぜひとも、高村外務大臣、御就任の当時のときに、私は余りそんな派手なパフォーマンスはしないんだ、地道にしっかりやるんだという意味合いのことを言われたと私は記憶しているんですが、それはそれとして、後世、高村外交と言われるような、いろいろおもしろい試みをされたらどうかなというふうに少し挑発をしてみて、これについては終わりたいと思います。
 今申し上げた朝鮮半島非核兵器地帯構想というものは、先ほど大臣がおっしゃったように、現実難しいよということはわかるんですが、それより前段に来るべきものとして、私は非常におもしろい提案だと思うのは、いわゆる北極の非核兵器地帯構想というものですね。これは、見ようによってはより一層厳しいという見方ができるかもしれませんが、しかし、今世界の世論というものを喚起していくという観点からいくと非常に大事なテーマだ。
 というのは、いわゆる地球温暖化ということから北極海の氷が解けてしまうという、そこからくるところのさまざまな問題を含むということで、この北極という地域についての非核兵器地帯構想というものは、非常に重要な役割というか、国際世論の関心を呼ぶものであるという感じがするんですね。
 去年の七月ですか八月ですか、カナダのパグウォッシュ会議がこの北極の非核兵器地帯というものを提唱して、ことしの一月に、創価学会インタナショナル、SGIの池田大作会長が、まさにこのパグウォッシュ会議と同趣旨の北極の非核兵器地帯構想というものを提唱されているわけですね。
 そういった動きがあるということで、私自身、北東アジアの非核兵器地帯構想の前段に、むしろこの北極の非核兵器地帯構想というものを提唱していくというか呼びかけるというか、アクションを起こしていくということが非常に大事だと思うんですけれども、その辺についてはいかがでしょうか。

発言情報

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発言者: 赤松正雄

speaker_id: 4375

日付: 2008-02-28

院: 衆議院

会議名: 予算委員会第三分科会