鈴木陽悦の発言 (経済産業委員会)

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○鈴木陽悦君 おはようございます。久しぶりの質問に立たしていただきます鈴木陽悦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 まず初めに、連日報道されておりますように、ミャンマーのサイクロン被害そして中国の大地震、被災された皆様、そして犠牲になられた皆様、心からお見舞いを申し上げたい、そして御冥福をお祈りいたしたいと思います。
 さて、先日の本会議に続きまして、当委員会でも質問させていただきますが、先日かなり大枠のお話でございましたので、今日はちょっと細かい部分についても質問させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、国の豊かさを実感できる活力ある経済社会の構築、これは福田内閣の五大基本方針の一つでございまして、地方再生というのは昨年の福田政権発足以来内閣挙げて取り組んでいる課題でございます。成果が早く見たいと思うのでございますけれども、政府の月例報告などを見ても、都市と地方の格差が報告されていて格差は残念ながら更に広がり続けている。そして、ここに来て景気の下振れリスクが一層高まって、更に今年に入ってから四月、五月と物価の高騰も一気に押し寄せまして、地方経済はもとより住民生活、国民生活、まさに非常にこう逼迫した事態になっていると言わざるを得ません。
 今法案は、こうした状況下で提案されてまいりましたが、昔、大分古いんですけれども、農工省という省がございましたよね。農業と工業の省、農工省というのがありまして、それに今回の農商工連携、何となくこう古くて新しい、そういうイメージを抱くわけでございますが、その中に画期的な取組ということで何かこう希望の光のようなものを何とか見出せないか、そんな思いが込められた今回の農商工連携ではないかと思います。
 甘利大臣のこれまでの御発言にも、いろいろな形でこの農商工連携に懸ける熱意といったものが込められていた、そんな感じを抱いているわけでございます。それだけに、多くの皆さんが意見を述べて、注文を付けて指摘して提案して少しでも使い勝手のいいものにしよう、そういうふうに頑張っているんだと思います。私も何とか地方のチャンスにつなげる起爆剤になってほしい、そんな気持ちを込めまして質問をさせていただきたいと思います。ちょっと前置きが長くなって申し訳ございません。
 経済産業省と農林水産省が昨年の十一月三十日に示しました地域経済活性化のための取組について、この報告の中で、地域の産業の停滞、雇用・就業機会の減少、高齢化の進展などにより都市と地方の格差が広がっており、地域の経済基盤である農林水産業、中小企業を中心とする商工業について、高齢者や小規模農家、事業所を含めた地域全体の雇用や所得の確保、地域の維持、振興が必要だ、このように前段で指摘をしております。まさにこのとおりだと思います。
 今回の農商工連携について、私は、中小企業者と農林漁業者の両者の立場にありながら得意分野を生かして新しい物を作り出そう、地域の期待を受けて、一足す一イコール二ではなくて、三であるとか四であるとか五に結び付けていこう、そんな思いを持っているんだと思います。一次産業と二次産業、三次産業、単純に足すと六になります。ですから、その六次産業的な発想を持とう、そういうイメージを描くわけでございます。中小企業者と農林漁業者、この立場ですが、これから連携が始まる前にあって非常に苦しい状況に違いはございません。私は、まずもってこの苦しい立場にあるその両者の立場を理解して共通の認識を持たなくてはいけない、そう思っております。
 もう少し付け加えますと、連携は規模の大小、強弱はありますけれども、先ごろ公表されました成功事例八十八選がございますが、この八十八選にありますように、非常に積極的であれば可能性はかなり広がると思います。
 しかし、大部分は、こう言っては何ですが、いつ廃業してもおかしくない苦しい立場にあるわけでありまして、ここからスタートするには、両者を背中を押したり、また手を差し伸べたり、いろんなことをしていかないとなかなか連携には結び付かないと思います。そうした中に、言葉は悪いんですけれども、手を突っ込んで引っ張り上げる、それぐらいの意気込みがないといけないんではないかと。まさに地域や地方を挙げて取り組まなければ元気を出すまでには結び付かない、到達しないと思います。
 冒頭、大変抽象的でございますけれども、今法案に懸けます甘利大臣の、手を突っ込んで引き上げるぞ、そんな御決意、まず伺えたらと思います。

発言情報

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発言者: 鈴木陽悦

speaker_id: 21096

日付: 2008-05-15

院: 参議院

会議名: 経済産業委員会