加藤敏幸の発言 (決算委員会)

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○加藤敏幸君 やり取りが完全にかみ合うということになるのかどうかというのは、これは私ども参議院は決算委員会重視ということでやってきているんですけれども、どう考えたって、新設時はこれはパリバを引き継いだんだと。三年間、いや、これは新設銀行だから少し時間があるんだと、こういうことで今取りあえず金融庁は答弁されておるわけですよ。
 しかし、これから先、更に明らかになっていくということですから今日ですべて議論が終わるわけじゃないんですけれども、この新銀行東京にかかわる報道、これを見たときに、国民、有権者がどういう思いでこの報道を見るかということですよ。我が国の金融がまさに破綻をしようというときに、最終的には国民負担で金融システムを支えたわけでしょう。そのときに、金融監督行政というのはどうあるべきだ、こういう議論を相当やってきたわけですよ。
 その中で、最終的にはひどいことになったら税金何兆円もの金をぶち込まないかぬ、そういうふうな状況を避けるためにも、金融庁自身に国民は期待するところがあったわけですよ。しかし、なぜこの新銀行東京だけが、そういう過去の経験に、国民経済全体が経験をもってちゃんとやらないかぬというときにこういう生ぬるい措置、対応だったのかと。
 これは、金融庁の細かな手続論を言うとるわけじゃないんですよ。政治家渡辺大臣に、そういうことでよかったんですかと。ここで謝れとか、そういうことではないんですよ。しかし、これから先、国民の信頼を受け止めて、世界じゅうに今金融問題が起こっていますけれども、我が国は貴重な経験の下でこれから先ちゃんとやっていくというときに、この新銀行東京の措置が我が国の金融行政にとって大変な傷にならへんのかと、こういう心配事で言っておるわけですよ。行政の立場で言えないことは、国会の場で政治家の立場で言って政策方針を変えていくというのがこの国の仕組みじゃないんですか。
 私は、大臣がディフェンスだけの答弁でやるなら、まあこれはこれでいいですよ。次にまた何回でもチャンスはある。
 だから、そこのところで、例えば、今お手元に資料がありますけれども、これは東京都のホームページ、広報東京都五月号ですね。「株式会社 新銀行東京への追加出資について」という、これは調査委員会から出されていますけれども、この欄を見てください。旧経営陣の非常識な経営のかじ取りにより、多額の不良債権が発生し、経営が悪化しましたと。東京都がこれをホームページにして、旧経営陣が全部でたらめなことをやったんだ、東京都も被害者なんだと、こういうホームページなんですよ。これについても、大臣、どういう今御感想をお持ちか、是非お話をいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 加藤敏幸

speaker_id: 21565

日付: 2008-05-16

院: 参議院

会議名: 決算委員会