武内則男の発言 (総務委員会)

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○武内則男君 大臣、もう国の権力による支配ですよ、これは。いいですか、地方自治体の場にいた人間から言わせてもらうと、例えばそれは、税金を払いに行くんだとか行かないというのは、それは高齢者の皆さんの個々の生活スタイルの問題ですから。それと、もし収納がなければ、普通徴収で収納がない場合には逆に督促を送りますよね。送って、それでもない場合には訪問しに行きますよ。こんなもの行政のコストの中で当たり前の話ですから。いいですか、現在、そのことによって独居の老人の安否確認もできるんですよ。
 そういうことを郵便局やいろんなところと連携しながら、地方自治体は高齢者の皆さんが安らかに高齢期を迎えられるようにきちっとやっぱりそういうことをやっていくということが、これは自治体の本来あるべき底辺のサービスじゃないですか。それを、行政の手間を省くだとか、そんな機械的に机上で、それも国家の権力でもってそれを全部縛り付けるなんてとんでもない話ですよ。そのことはきちっともう一度再考してください。
 それと、年金で生活をしている人たちというのは、本当にこれは別段、もうその収入のすべはそれしかないんです。年金をもらっている額は、それは個々それぞれ違います。最低の基礎年金しかもらえない人もいれば、逆に言うたら本当に無年金者の方もおいでます。そして、娘や子供の仕送りで生活をしている高齢者の皆さんもいます。二段階で、あるいは昔三段階までありましたから、そうした中で一定の本当に年金を、収入を得ている人たちもいます。そんなもの一律に、それぞれのスタイルがあるわけですから、生活が、やりくりが、そんなものを勝手に国が奪うようなことはやめてくださいよ。
 やっぱりここは、年金の制度そのものにも問題がありますが、時間がありませんから言いませんが、二〇〇四年に百年はもつというふうに言われた年金制度がもうもっていないんですから、もうあしたの生活もできない人だってたくさんいるんですよ。憲法二十五条に違反やないですか、これは。もう少し、あんな冷たい行政をしないで、もっときちっと社会全体を支えていくために何をせないけないかということをもう一度考え直して、この法案、撤回してください。
 大臣、お答えください。

発言情報

speech_id: 116914601X01220080424_019

発言者: 武内則男

speaker_id: 19318

日付: 2008-04-24

院: 参議院

会議名: 総務委員会