小野正博の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(小野正博君) 御答弁申し上げます。
日本国内の捜査はほぼ終了に近づいているところでございます。日本国内の捜査におきましては、被害者、関係者からの事情聴取の実施、流通ルートの解明、事件の対象となったギョーザの分析、その他必要な捜査を進めてきております。
千葉の事件、兵庫の事件のギョーザは、中国の天津新港から出荷された後、完全に別のルートを経由しておりまして、日本国内での接点はありません。また、その中に含有されていたメタミドホスにつきましては、不純物が混在しておりまして、日本で入手できる純度の高いメタミドホスとは異なっておりますし、また日本ではメタミドホスが農薬として一般には流通していないということも判明いたしました。
また、千葉の事件の定量検査の結果では、最高でギョーザの皮一グラムから三十一ミリグラム以上のメタミドホスが検出され、市川の事件では同じく皮一グラムから三・五八ミリグラムのメタミドホスが検出されているなど、袋の外側から浸透できると中国側が主張しておりますが、その中国側の主張している量と比較いたしましても、比較にならない大量のものが入っているという状況にございまして、これらのことから、日本国内において混入された可能性は極めて低いものと認識しております。
本事案の真相の解明のためには日中捜査当局間の協力が必要不可欠でございますので、日本警察といたしましては引き続き所要の情報交換を行っていくこととしておりまして、中国側が捜査を進めていく中で、必要があれば捜査共助の枠組みを利用して証拠品の提供を行うなど、日中首脳会談で合意されたところに従い捜査と協力を更に強化し、事案の早期解明に努めてまいりたいと考えております。