藤崎清道の発言 (農林水産委員会)
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○政府参考人(藤崎清道君) お答え申し上げます。
今般の総務省の行政評価・監視結果につきまして、厚生労働省に対する指摘事項でございますけれども、これにつきましては私どもが年度ごとに定めて輸入食品のモニタリング検査を行っておりますが、この計画について計画件数を達成できていない個別の品目、項目があると、こういう御指摘でございました。そのために、それがなぜそのようなことになるのか原因を分析し、そして改善策の実施をするようにというふうなものであったというふうに承知をいたしております。
今、高橋先生おっしゃられましたように、マスコミの報道等の問題というのがございまして、ずさんな輸入食品検疫というふうに言われておりまして、これは検疫所の名誉にもかかわりますので簡単に申し述べさせていただきたいと思いますけれども、今回の御指摘は、この輸入食品の各品目につきまして、例えば抗生物質ですとか添加物ですとか、いろいろな検査項目がございます。そういうものの品目ごとに、百二十ございますけれども、それぞれに割り振ってどれぐらいあるというものでございますが、これらについて部分的にその検疫所レベルで、あるいは項目ごとに達成できていないということがあったと、こういう御指摘でございますので、決してずさんなものではございません。
なぜこのようなことが起きたかということの理由でございますけれども、これは私ども計画を年度初めに作りますけれども、これは年が動いていきますと、違反の食品が出たり、今回の例えばあのギョーザ事件のようなものが出ますと、加工食品の検査を増やさなければいけないというふうなことで計画が変更したりいたします。中国の残留農薬の場合もそうでしたが、そういうのが出ればそちらにシフトしなければいけないということで、当初予定していたものを柔軟に変更していくために元の計画と乖離するものがあると、これが一つ大きな要素でございます。
それを申し上げた上で、全体として十六年度、十七年度の調査につきましては、両年とも全検査項目といいましょうか、検査件数は予定を上回っております。それがいろいろにシフトをしていきますので、個別には問題があったと、まずこういうことだというふうに御理解を願いたいと思います。みんな一生懸命やっております。
その上で、ただし私どもも問題がございまして、この計画が前々年度の実績を基にしておりますので、当該年の実情と必ずしも合わない部分がある、これをどういうふうにやっていくのかという問題と、それから、必ずしも達成できていない項目について、きちんとした分析をしてどうするかということも我々本庁も含めて的確に分析をしていたわけではございませんので、この点では本当に御指摘をいただいて、我々きちんとやっていかなければいけないと、このように考えております。
また、検疫所の小さいところによりましては、貨物の搬入場所が遠隔地となった場合などで人員のやりくりが困難になる場合などありますので、こういうところも改善していかなければいけないと、計画をどういうふうに組み立てるかということでございまして、我々反省すべきことは十分に反省し、きちんとした計画が実施されるように頑張ってまいりたいと思いますけれども、全体としてはその実情に応じフレキシブルに対応してやっておるということでございまして、決して職員がずさんにやっておるわけではございませんので、その点だけは御理解願いたいと思います。