内藤正光の発言 (予算委員会)

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○内藤正光君 おはようございます。民主党の内藤正光です。
 私は、これから一時間余りにわたりまして、年金について議論をさせていただきたいと思います。
 今日はテレビが入っているということもありまして、総理以下大臣の皆様方には、大変恐縮ではございますが、ほんのちょっとのお時間をいただきまして年金のおさらいをしてみたいと思います。
 年金というのは、これまでのその記録管理の在り方というのは、転職、引っ越しあるいはまた結婚、そういった機会ごとそれぞれに記録管理がなされていました。しかし、これでは記録管理がままならないということで、平成九年、今から十一年前なんですが、基礎年金番号というものが導入をされ、それが一人一人に割り当てられた。そして、今までばらばらだった年金記録をこの基礎年金番号に名寄せをして一元管理をすることになったわけです。ところが、すべて名寄せされれば良かったんですが、名寄せし切れなかったものが当時たくさんあった。そして、その後、減少を続けたとはいうものの、今五千万件もの記録が名寄せせずに残っている。つまり、持ち主が分からないままシステムの中をさまよっている記録が今五千万件存在するということでございます。これがまさに宙に浮いた年金記録と言われる問題ですが、私はこの問題について具体的に議論をしていきたいと思っております。
 さて、三月十四日、先月ですが、社会保険庁はその分析結果を公表いたしました。それ、皆様方のお手元にお配りをしてある一枚目の資料にそれが書いてありますが、簡単に説明をさせていただきますと、(資料提示)五千九十五万件もの宙に浮いた年金記録があった。それを正しい年金記録、つまり基礎年金番号を持つ記録と氏名、生年月日、性別でもって名寄せ作業、突き合わせ作業を行った。そして、その分析結果が大きく言って三分類出てきた。
 一つ目、一番上の赤い枠囲みにしてありますが、名寄せできなかった、結局だれのものか分からない記録が二千万件、全体の四〇%です。そして、その二つ目の分類として、名寄せできた記録、大体だれのものか分かった、これが一千百七十二万件、全体の二三%。そして、その次、政府が解明済みと主張する記録、これはどういうことか。例えば、後で議論をしますが、脱退手当金をもらってもう制度から脱退している、これ以上調査する必要がない、だから解明済み、そういったものが千八百九十八万件、全体の三七%。政府は、この黄色いところと青いところ、合わせて六〇%、三千万件ですね、ここをもう解明済みと言っているわけです。
 そこで、総理大臣にお尋ねします。
 この解明とはそもそもどういう意味なんですか、解決とはどう違うんですか、明確にお答えいただけますでしょうか。総理大臣にお尋ねします。

発言情報

speech_id: 116915261X01620080407_004

発言者: 内藤正光

speaker_id: 6547

日付: 2008-04-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会