内藤正光の発言 (予算委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○内藤正光君 舛添大臣がお答えいただきましたように、解明と解決は違うものだと。解明というのはあくまでコンピューターによる解析結果が出た、国民が期待するところの解決というのはまだまだこれからの課題として残っているという、そういうことですね。
 もっと分かりやすく言うならば、例えば電車の中での落とし物をした、このことを例に挙げて言うとしますと、解明済みという三千七十万件というのはあくまで落とし物センターに届けられただけの状態。そこに落とし主が名のり出なければ、例えば落としたものが傘であったとしたならば、結局その傘は廃棄されてしまうかもしれないし、貸し傘に転用されてしまうかもしれない。解明済みとはまさにそういうものなんですよね。決して国民にとって満足のいくものではない。ましてや、この赤いところの名寄せできなかった記録というのは、落とし物センターにすら届けられていない。つまり、どうなるか全く分からない。これが今の現状なんですね。展望が切り開けてないわけなんです、赤いところは。
 さて、自民党さんは昨年七月の参議院選挙でいろいろ公約としておっしゃっています。一例を紹介します。自民党は全国民が本来受け取ることができる年金を全額受け取れることをお約束をいたしますと。そしてまた、こんなこともおっしゃっているんですね。完全支払と抜本改革の与党か、あるいは支払先延ばし、問題先送りの野党か、こういうことをおっしゃっているんですね。そしてまた、当時の安倍総理大臣はこういうことを、選挙期間中もおっしゃったんですが、いろいろなところでおっしゃっている。最後の一人になるまで年金記録をチェックし、正しくお支払をする。私は何度も聞きました。
 そして、先ほどお答えいただきました舛添大臣に至りましては、選挙期間中もおっしゃったんですが、八月末の共同記者会見でこのように明確におっしゃっている。読みます。十一月くらいまでにプログラムを組んで来年の三月、つまり先月の三月くらいまでに完成させるというそのスケジュールに基づいて、公約の最後の一人、最後の一円まで確実にやると。そして、本当に命懸けでやりますと、ここまでおっしゃっているわけですね。
 ところが、どうなんでしょう、結果は。三月末の結論。名寄せできなかったものが四〇%も存在した。先ほど大臣も答弁されたように、解明済みという言葉で、国民は何かこの問題が着実に解決に向かっていると誤解しているんですよ。今テレビを御覧の方も、もう大分解決が六〇%も進んでいるというふうに思っている方が多いんじゃないんですか。
 私はこれ、言葉はきついかもしれませんが、言葉の偽装だと思っていますよ。私は、こういうことが実際、現状なんですね。これはまさに私は公約違反ではないかと思っております。総理大臣、この公約違反について、テレビの前で国民に真摯に謝罪すべきではないかと思いますが、いかがでしょう。

発言情報

speech_id: 116915261X01620080407_006

発言者: 内藤正光

speaker_id: 6547

日付: 2008-04-07

院: 参議院

会議名: 予算委員会