杉浦正健の発言 (予算委員会第三分科会)
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○杉浦分科員 私の記憶では、タイがバーツ危機に陥って、宮沢さんが二億ドルだったか何か支援して、タイが破綻を免れたということを覚えておるわけなんですが、これは十六本、みんなで危ないときに備えようというのでつくって、その後、具体的に発動されているのはなさそうですね。予防という意味でいいことだ。こういう仕組みができているということは、もちろん各国が、あのアジア経済危機で、ともかくみんな苦労して、日本も大変だったけれども、構造改革の努力をした、みんな競ってしたわけですね。IMFにクレジットを頼んで、搾られて、がんがん言われて、みんな死ぬ思いで努力したということが、現在、通貨危機が広がっている中で、比較的、日本もアジアも安定していると言われている原因になっていると思うのでございます。
日本は、アジア域内の協力体制を先導したわけですね。チェンマイと言っているけれども、チェンマイでやったからチェンマイなので、実質主導したのは日本なんですよね。リーダーシップをとってこういう仕組みをつくっているわけですけれども、そのリーダーシップを、この危機に際してさらに強化していくべきであるというふうに思っております。
このチェンマイ・イニシアチブの強化について、G8だったかG7かな、G20か、麻生総理も中川前大臣も強化していくということを表明されて、アジア諸国も歓迎しているということを聞きましたが、どういう方向で強化に取り組んでいかれるお考えなのか、お伺いしたいと思います。