シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

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○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) ありがとうございます。
 私から申し上げたい点として、一つ先ほど申し上げなかった点がございます。二年ぐらい前、新しい分野の開発を始めました。環境科学であります。環境科学を二年前に分野といたしまして立ち上げまして、何名かの科学者がその分野の研究を執り行っております。特に、海洋環境、海の環境の研究を行います。したがって、これは沖縄の地理的な立地を考えると極めて適切であると思う次第です。そういう意味で、この分野におきます重要な貢献を世界に対して行うことができるのではないかと思います。
 当初、これは必ずしも好感視されませんでした。伝統的な科学をやるべきではないかと言われたものです。しかし、時間の経過とともに環境科学というのが世界でも最も重要な分野になってきました。気候変動の問題もありますし、海洋環境が変わっているという問題もあります。したがって、この分野、環境科学の分野が重点分野となることを楽しみにしています。
 それからまた、この機会をとらえまして琉球大学とのつながりも強化したいと思っています。また、琉球大学以外のほかの沖縄の大学機関等とも連携していきたいと思っております。
 私は、小さな町に今まで住むことを好んでまいりました。これは個人的な理由なんですが、ニューヨークや東京など大都市に住むのが好きな人もいるかもしれません。私は小さな町が好きです。ケンブリッジも小さな町です。ほとんど私の人生、大半はケンブリッジで過ごしてまいりました。知的な作業、特に高水準の知的な作業はプレッシャーなくして小さな町で行うことができると思うんです。特に若い人たちで、家族が若い、沖縄はそういう意味では理想的な環境だと思います。
 それから、沖縄に住むという経験を楽しんでいただきたい。いつも沖縄にいるということではなくて、将来的には若い人たちは世界中、日本中にも行かれるわけで、是非とも影響力を広めていただきたいと思います。
 それからまた、沖縄の市長、多くの方々に会ってまいりました。私どものスタッフも地元の地域社会といろいろとやり取りをさせていただいています。オープンハウスも開催いたしましたし、できるだけ地域社会に溶け込んでいきたいと思っています。また、学校でも講義、レクチャーを行ったりしてまいりました。とても若い人たち、若い子供たち、六歳の子供が科学技術に大変高い関心を持ってくれることをうれしく思います。それだけやりがいがあると感じています。沖縄でやることの意義があると思っています。

発言情報

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発言者: シドニー・ブレナー

speaker_id: 3067

日付: 2009-06-19

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会