シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) ありがとうございます。
この段階ではお答えできません。まだ人が少なく、そしてまだ実績が積み上がっていないからであります。つまり、当初はそれは実現できません。しかし、数年後、大学が発展してくれば、日本の中でも非常に有利に競争できる、競争的資金を獲得するに当たっても十分に競争力を発揮できると考えております。
そういった形で五〇%を確保できるかというのは、これはまた別の問題になります。実際にこの教育を維持しそして研究棟の維持を行うためには、そういった、いわゆる間接費ですが、それがかなり高額に上る、運営を続けるだけでかなりの経費が掛かるということがありますので、半分をいつ出すようになるかということは分からないんですが、しかし、競争的資金を獲得するという意味では競争力を発揮できるというふうに考えます。
それから、将来的にはもう一つ収入源が考え得ると思います。つまり、我々が真に国際的な大学を確立できたならば、国外からの資金も目指すべきではないかということであります。
私、欧州の分子生物学研究所、ハイデルベルクの設立にかかわりました。それもゼロからスタートしたのですが、その研究所は複数の欧州の国の政府の支援を受けています。つまり、その研究所が人の教育をするということについて大きなメリットをもたらすという理解の上で多くの国の政府がそれを支援しているわけです。
したがって、私の夢としては、この大学がアジア太平洋のセンターになるということであります。そして、国際的な参加も増えれば国際的な資金の獲得も可能になってくるというふうに考えます。私は、この後、長くを続けることはありませんけれども、もし続けるとしたらばそういったところを一つ大きな目標に据えると思います。