シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) 私ども、よい機会を生かしながら採用してきております。一番最初の人たちを採用するのが最も難しいということでありました。人が入り始めれば、そこから人の輪がつながって、そしてほかの人が入ってくるという連鎖が生まれるからであります。既に十分な研究者が確保できたと考えております。ここに既にいる人たちがいるからといって、これから多くの人が来てくれると考えております。そういうわけで、新しい取組は特に必要ないと考えております。
 もちろん、様々な障壁はあります。外国に行って、文化とか言語も違うところに行くというのはそれなりに大変なことなわけです。しかしながら、既に来られた方、非常にうまく適応しているんですね。非常に熱心に溶け込もうとしている。我々は、その基本的な社会的なアメニティーを提供しようとしています。例えば、セブンイレブンのお店を設けて、長距離移動しなくても基本的な買物ができるようにするとか、そういったことが必要だと思います。
 そして、家族、子供たちのことを考えなければなりません。彼らが短期間に日本語が学べるように支援をしていかなければならない。実際、彼らはうまくそういったことをできていますが、そういった子弟のために日本語の教室などを提供しています。また、日本人の方々に英語の講習も行っています。といいますのも、そういった交流を、日本人と外国人の間の交流を進めていかなければならないと考えているからです。
 これまで最大の障壁、問題であったのがハウジング、住宅の問題であります。特に学生たちがキャンパス内に居住できるようにする、そして研究棟に簡単に行って、夜十一時まで研究して、長い距離運転しないでも宿舎に帰れるというのが非常に重要でありますが、この問題も解決に向かっております。ですので、完結した科学村が確立できると考えております。そして、そこから大きなコミュニティーが将来生まれてくると思っております。
 それから、これ、最後にもう一言だけ言わせていただければと思いますが、我々、新しい生活様式、雇用を受け入れていかなければならない。つまり、テクノロジーのリソースが集中していない沖縄の状況に対応していかなければならない。それは歓迎すべきことだと思うんですね。グリーンケミストリーとかエネルギーの生産などについて、世界の考え方がこれから変わってくると思うわけです。また、海洋資源の活用というのも今後重要性を増してくる。そういったところで新しい雇用が将来多く生まれてくるというふうに思います。
 というわけで、私は将来に関しては非常に楽観的にとらえております。私は、人間の合理性を信じております。問題は人間活動によって解決できると信じております。そういった一般的なコメントを今の御質問に関連する形で述べさせていただきました。

発言情報

speech_id: 117113895X00520090619_050

発言者: シドニー・ブレナー

speaker_id: 3067

日付: 2009-06-19

院: 参議院

会議名: 沖縄及び北方問題に関する特別委員会