シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) 数多くの質問が今の一つの質問に含まれていたと思います。すべてにお答えできるか分かりませんが。
一つ根本的な考え方として、我々が見ているものは一つのスナップショットであるわけですね。つまり、施設を造ると、それに対して活動があると、そのある一瞬の状況をとらえて考えがちなんですが、すべてこういった活動というのは流動的に常に動いているものなんですね。
例えば、大学院大学の学生が様々な変化をもたらすかもしれない。大学自体が何かをするというのではなくて、学生が変化を生み出すかもしれない。そういった変化を生み出すために必要な十分な活動のレベルを維持するということが重要だと思うわけですね。
分子生物学の研究所、私がかかわったところですね、長年全く無駄だと批判されました。そこから何も生まれてこないと。分子生物学ではだれも治癒していないではないかと言われたわけですね。でも、だれも殺してもいないではないかと私は反論していたんですが。時間の経過とともに、五十年取り組んできた後、分子生物学というのは様々な領域の基礎になっているわけですね。製薬会社にも分子生物学の研究部門が置かれるようになったと。一つの研究所でそれをやったからというのではなくて、社会的な運動につながったからこそそういった分子生物学が世界的に活用されるようになったと言えるわけであります。
そういうわけで、今非常に大胆なコンセプトの下に取組を行っているわけであります。日本がそういったものに取り組んでいるということは非常に称賛に値することだと思います。それは必ず時の経過とともに結果を生むものと確信しております。