シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) 一つの必要条件と申し上げるのであれば、やはり人々がリスクを取ることが必要になると思います。
日本は、お国柄としてリスクを回避される傾向がある。日本の方々はリスクを余り取りたがらない。しかし、科学的な研究は継続的なリスクの連続です。うまくいくかどうかいつも分からないのです。うまくいくと分かっていたら研究など必要ありません。リスクがないということです。私たちはいつもリスクを取らなければいけない。これを試みてみよう、やってみよう、うまくいけばすばらしい、失敗したらまた違うことをやってみようという態度が必要です。そのような考え方、環境が必要です。
先ほどの発表でも申し上げましたように、変えていく風土が必要です。みんながリスクを取る必要はないんですが、何人かがちゃんとリスクを取っていくことが必要です。クラスターとはそういうものです。人々がリスクを冒してアイデアを何かに関して進めていくこと、そうすることで世の中変わるかもしれないのです、うまくいけば。でも、その前にはいろんな失敗も想定しておかなければいけません。でも、失敗というのが日本では余り許容されないのではないでしょうか、ほかの国に比べると。ですから、私たちが学ぶべきは、失敗はしたけれども、その失敗から学んだ、ですからまた再びやってみようと、そういう態度が必要です。
ですから、沖縄ではある意味余り開発が進んでいない、ですからそうしたことに余りとらわれない住民性があるかもしれませんので、ある分野ではリスクをもっと取れるかもしれません。