シドニー・ブレナーの発言 (沖縄及び北方問題に関する特別委員会)
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○参考人(シドニー・ブレナー君)(通訳) まず、私は非常に小さな町、南アフリカの小さな町で育ちました。決して先進国、先進的な社会ではありませんでした。そして、私が科学に関心を持ったのは、非常に若いときでしたけれども、本を読むことによって科学に関心を持つようになったわけです。人々に刺激を与えるのに最も重要なことの一つは世界のことを学ぶ機会を与えるということです。本を読んだり人から話を聞いたりして世界のことを学ぶというのが重要だと思います。私もそれによって大きな可能性が広がりました。非常に不思議な夢のような人生でありました。科学者になるとは、南アフリカの小さな町で育っていた子供には想像も付きませんでした。
もちろんその後、欧州、米国、英国、いろいろな国で過ごしてきましたけれども、実は沖縄のようなところというのは世界中にあるんです。つまり、開発がそれほど進んでいないというような特徴を持っているところというのはたくさんあるわけです。そして、その歴史というのはその土地に大きな影響を与えるというのはあると思うわけですね。ただ、我々の力ではできませんが、そこのところは必要に応じて変えていかなければならない、世界が変化するのに合わせて変えていくべきところは変えていかなければならないと思います。
一つだけコメントしたいと思います。沖縄に来てどう感じるかということですが、沖縄に国際空港があってほしいというふうに思います。沖縄に来るのに関西とか成田を経由して、いったん北に行ってまた南の方に戻るということをしないで済むようになればどんなにすばらしいだろうかと思います。そういうわけで、沖縄というのはもっと世界のいろいろな地域とつながっていく必要があると思います。我々のこの大学ができることによってそういった国際的なつながりが増えていくかもしれないと思います。この地域の中でのそういったつながりも強化できるのではないかというふうに考えております。
以上でお答えとさせていただきます。