篠塚英子の発言 (議院運営委員会)
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○参考人(篠塚英子君) 篠塚英子でございます。
本日は、所信表明の御意見の場をいただきまして厚く御礼申し上げます。よろしくお願いいたします。
さて、我が国の行政基盤を支える重要な制度である国家公務員制度は、国民に対し、公務の民主的かつ能率的な運営を保障することを目的としております。その国家公務員制度の目的を実現するために、人事院の役割が大きく三つあると認識しております。
第一は、公務員の人事管理の中立・公正な運営を確保することです。第二に、国家公務員が民間人と異なり労働基本権の制約下にあることへの代償機能として労使関係の安定を図り、職員の利益の保護を図ることです。そして第三として、人事行政の専門機関として、時代の要請や変化に対応した人事行政施策を展開するという重要な三つの役割であります。
このため、人事官には国民全体の奉仕者たる国家公務員としての強い自覚と高い倫理観が求められるのはもとより、広く国民各層や関係各方面からの御意見を伺いつつ、誠実かつ公正に職務の執行に当たることを要請されているものと考えております。
特に近年、国民の公務員に対する目には極めて厳しいものがあることを一人一人の公務員が十分に認識し、各人がそれぞれの職務に精励することによって公務員への信頼を修復し、その確保に努めるという強い自覚が必要であると考えております。
現在、行政を取り巻く環境が大きく変化する中にあって、公務員制度改革が重要課題となっております。国民全体の奉仕者としての国家公務員の一人一人が国民本位の行政運営を実現すべく、公務に対する高い使命感と倫理観を持って、その能力を高めつつ、国民の立場に立ち、責任と誇りを持って職務を遂行することが要求されていると私は考えております。
今般の公務員制度改革が時代の要請や変化に的確に対応した実効性のある改革となり、国民全体にプラスの影響を及ぼせるように、人事院は主体的な役割を果たしていく責任を持つと考えます。
もしも仮に私が人事官に任ぜられました場合には、誠に微力ではございますが、長年大学教育及び労働経済学研究にかかわってまいりました経験、知見を生かしまして、国民の視点や専門的見地をもってこの職務に取り組んでまいりたいと存じます。国民の代表である国会での御議論を始めとし、各界いろいろな方の御意見に耳を傾けながら先任のお二人の人事官と協力をし、人事院の使命達成のため努力をしてまいりたいと存じます。
以上、私の所信を述べさせていただきました。本日はこのような機会をいただきまして、ありがとうございました。