金子一義の発言 (国土交通委員会)
⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。
詳細は利用規約をご確認ください。
○国務大臣(金子一義君) まさに、長谷川委員、今御指摘のことは全く私も共通の認識を持っておりまして、国交大臣というのは、単に国の予算だけではなくて、地方財源をどうやって確保しながら公共事業を進めていくかと同時に、発注の在り方ということについてもよく考えながらいかなければならないと。特に中小、地元の地域を支えている優良な建設会社が倒産をしているという状況を本当に眺めながら心配をしております。
そういう中で、二十一年度予算につきましても、先ほど申し上げましたように、なるべく機動的に早く発注をしていきたい。それから、建設会社、資金繰りもやっぱりいろいろ非常に苦労しておりますので、この資金繰り。
それからもう一つは、今御指摘いただきましたけれども、地域要件、やっぱり地元との災害協定を結んでいるというような、もっともっといろんな対応が地域要件としてあると思いますけれども、こういうようなものを、入札のときは一般競争入札でありますけれども、実際にその過程で地域要件というのをきちっとできるだけ評価していくと。
それからもう一つは、地方自治体にも要請しておりますけれども、あらかじめ予定価格は出さないと。予定価格を出せば、みんなもう自動的に最低価格が分かっちゃいますので、全部そこに札を入れちゃうというようなことがありますので。あとは抽せんで決めるというような状況になっていますので、もう予定価格をなるべく出さないようにやってくれと。地方自治体もそれに大分応じてくれているようでありますけれども、そういう状況。
地域要件あるいは実際に最低基準価格を昨年上げさせていただきましたけれども、さらに、やっぱり安ければいいということだけでない、予定価格の八五%を切りますと、もう明らかに手抜き工事かあるいは下請会社の赤字につながっていると。それが下請企業の労務費の低下につながっているという相関関係が極めてはっきりしているところがありますものですから、今度我々の方では、人件費についても適切にちゃんと積算されているか、あるいはそれが本当に支払われているかどうかというところまで踏み込んで、地域の優良な中小企業、地域を支えている企業に配慮したことをやってまいりたいと思っております。
先ほど川崎委員もこのことを、非常に佐賀県でも同じように問題があるという認識しております。そんなことで、地域の中で持続的に地域を支えてくれる企業が頑張っていけるようにしてまいりたいと思っております。