田中康夫の発言 (国土交通委員会)

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○田中康夫君 私は、集中と選択ということは、これはまさに、なんちゃって小泉・竹中へなちょこえせ改革と同じでございまして、切捨てになってきます。弱者だけではなく、自分も中産階級だと思っていた人も切り捨てられるわけでして、集中と選択という言葉は私は余り好きではございません。
 総合というときは、これは逆にバイキング方式のようなものでございまして、何でもかんでも入れ込んじゃうというえたいの知れないドラえもんのポケットのような話、ドラえもんのポケットは役立つかもしれませんが、ただ膨らんでメタボリックになってしまうと。すると、やっぱりインテグレート、統合するということが、先ほど金子さんや大口さんもおっしゃった、国土交通省は単に道路だけではなくすべての国土というものと交通というものをつかさどる、統合的な、最もインテグレートなことを行える省庁ではないかと思います。
 その中で、私、この道路の問題へと入っていく前に、多少ならず懸念をいたしておりますのが、いただいた新たな中期計画あるいは社会資本整備重点計画の中に、現状と課題として四項目と。活力ある地域、経済社会の形成、二番として安全、安心の確保、三番として生活者の視点に立った暮らしと環境の形成、四番としてストック型社会への、フローではない、ストック型社会への転換に向けた社会資本整備というふうにございます。
 これはそれぞれ大変に心強い内容なのだろうと思いますが、しかし残念ながら、事業分野別の取組という形の中で、この中においても記されております。どのように記されているかといいますと、一番目として、順番でございますが、道路整備事業と書いてございます。二番目として交通安全施設等整備事業とございます。三番目として鉄道整備事業、四番目として空港整備事業、五番目として港湾整備事業、六番目として航路標識整備事業、七番目として都市公園事業、八番目として下水道事業、九番目として治水事業、十番目として急傾斜地崩壊対策事業、十一番目として海岸事業と書いてございます。
 確かに、この中ではレーヤーといいますか、それぞれ予算の場合でいえば款項目節のような具合でいいますと、航路標識整備事業というものと鉄道整備事業というものはレーヤーの場所としては大分違うかなという気もいたしますが、いずれにしてもこの十一がございます。このような十一に分けて事業分野別取組をしていくという表現がこの中に、そしてその中に多くの項目がございます。
 このようなまとめ方になったという点に関して、金子さん若しくは大口さんの方から、こういう認識の上でこの十一の項目になったのであるという点があれば、ちょっとお教えいただきたいと思います。

発言情報

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発言者: 田中康夫

speaker_id: 6612

日付: 2009-04-09

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会