金子一義の発言 (国土交通委員会)
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○国務大臣(金子一義君) 下水道をどの手法でやるべきか、公共下水でいくのか、農村集落排水でいくのか、あるいは合併浄化槽でいくのかということについて地域がそれぞれ計画を作っていただいておりまして、あれは、委員も御担当でありましたから、県の知事の権限で作っているんですね。地図を書いてあるんですね。県が決めるんですよね。
しかし、だんだんだんだん下水道の普及率というのが進んでまいりまして、人口五万以下の地域というものがまだ普及されていないという状況になってまいりました。ただ一方、先ほど申し上げたように、ここをどういう手法で整備していくかということは自治体、特に県で決めているものですから、なかなか対応が、いったん公共下水でやるとなると浄化槽でやりたくてもできない、集落排水でやるとなると浄化槽でなかなかできないという状況が続きました。
そこで、そればっかりでいいのかよと、今おっしゃるように、いつまで待っても公共下水が来ないな、いつまで待っても集落排水の管が来ないなということで、これはもう五年ほど前になりますが、地元市、あるいは今、村はなくなりましたけれども、基礎自治体で勝手に決めてもらって結構だと、勝手に決めるってちょっと言い方悪いんですけど、基礎自治体で、ここは公共下水でやるつもりだったけれども集落排水でやっていいんだという、県の決めたことをオーバールールするという改正をいたしまして、使いやすいものでやっていただこうということでやりました。
それから、そのときに同じく、それぞれの市あるいは自治体で、公共下水、浄化槽、農村集落、どの事業で使うか、どの事業でなければいけないんではなくて、下水処理についてある一定の金額を、どの事業でやってもらっても結構だと、それは今のオーバールール、地元、基礎自治体が変更してからでありますけれども、ということをやりまして、これは内閣府に予算がありますけれども、かなりの自治体で、いつまで待っても公共下水が来ないから、じゃ浄化槽でやろうというようなことで、かなり使われるようになってきていると思います。ただ、それだけでもなお十分でないのかなと。まだ全国で自治体、基礎自治体でそういうオーバールールをしてきたというのが二百だったか三百だったか、まだまだ十分なってないと思っております。
さらに、これは我々の課題として、もう少し使いやすくしていけるようにできないかと。なかなか公共下水といっていても、待っていても来ない人もいるなと、浄化槽でいいではないか、浄化槽をもっと使い勝手を良くしていけるようにしようと。ただ、その場合に一番問題になってきますのは、浄化槽と公共下水とでやはり汚水処理の精度が残念なんですけれども必ずしも一緒でないと。最近の合併の浄化槽も質が非常にいいのがあるんですけれども、今の法律ではそれを点検して維持管理するという罰則規定がありません。報告も地元市町村じゃなくて県に上げるというようなことで、少し法律的な不備もあります。
そういうようなことで、公共下水、特にこれから環境というものを大事にしていきますから、合併浄化槽が入ることによって今のpHのレベルが悪くなるようでは、やっぱり我が国、環境問題これから取り組んでいくときにいいことではないと思いますので、何とか同じように、より環境整備が良くなれるような状況の中でそういうものをやっていけるようにしていきたいと思っています。