田中康夫の発言 (国土交通委員会)

⚠️ コピーしたテキストを転載する際は、転載元URL(kokkai-data.com)および原典URL(kokkai.ndl.go.jp)を必ず残してください。発言内容の改変・出典削除は禁止です。 詳細は利用規約をご確認ください。

○田中康夫君 先ほど言ったように、今日、下水道のお話をしようと思ったんだけど、この残りの二千二百三十七万人の方に下水道で整備すれば四十七兆掛かるんですよ。まあ皆様は十五兆も大盤振る舞いして補正予算を組もうというので、それを考えればそれは三年間で四十五兆になるかもしれませんが、到底ここの方々も老いていかれるのに、そしてそこに若者が戻ってくるべきなのに、そこで少なくとも都会的な、都会というか、今まで日本はみんな銀座中央通り商店街とどこも付けてたけれども、それじゃ金太郎あめになるので、やっぱり地域の独自性を出そうと言っていたわけです。でも、地域の独自性を出すということが、地域の方々で下水がいいのか、農集排がいいのか、処理槽がいいのかといっていったら、下水の方が最初造るときは補助金もいっぱいあるしと。ところが、造ってみて、同じ高規格のパイプででき上がってみたら、まさに維持管理ができないといって悲鳴を上げているのは夕張市だけではないわけです。
 すると、私、前回も、今日は輿石東さんがお越しですけれども、教育の大家ですけれども、先般も、学校図書館費というものを補助金から交付税化したら、全国の七五%の自治体で学校図書購入費が減ったということを申し上げました。そして、各都道府県でこんなに凸凹があると。
 つまり、国会議員であったり国会というものは、決して地域を、あるいは地方の議員の方や地方の首長を見下すということなのではなく、同時に、もし私たちがこの日本というものをどういう国にしていくのかというきちんとしたビジョンを持っているならば、そのことにまだ残念ながら気付かれていない方がいるならば、そこにおいてディシプリンをすると。しつけというのは別にスパルタ教育ではございません。気付いていただくというような形が必要なのではないかということです。
 もし仮に合併処理浄化槽というような形を選択していただければ、現行の予算でも三年間ですべての方々が水洗化ができるわけです。そして、そのことを、国土交通省がまさに地域活性化統合本部という中のかなめとして活躍をしているならば、提言をしていくということが、国土交通省だけ矢面に立って、無駄なとかいう情念的な言葉をマスコミが使う中で、後ろに控えて舌を出しているような他のまだ意識が改まっていない省庁をも国土交通省がディシプリンをしていくことになるのではないかと私は思っております。
 是非、そこをやはり検討することはそれは大変、事務方の方々一人一人がそういうお気持ちをお持ちであったとしても、それはやはり政治というものが認識を改め、仕組みを改め、選択を改め、そして仕組みを改めていくということは、これは政治決断においてしかできません。そういう決断ができない政治が長きにわたって続いてきたから、現在多くの国民の方々がこの日本の政治でよいのかと思っていらっしゃると思います。
 もう一点。この三番目に、鉄道整備事業という言葉が入っております。大口さん、この中に、例えばモーダルシフトというようなこと、実は国土交通省は旧運輸の時代から、やはり、JR貨物のみならず貨物輸送ということを鉄路においても行っていくということが、グリーンニューディール、環境の世紀と言われる前から取り組もうと、実際に取り組まれてきました。しかしながら、この中になぜ、鉄道整備事業の中で、片仮名だから使わなかったということではなく、鉄道事業というものをどのように改めていくことを今までも行い、また、していくのかという点でのモーダルシフトというようなものが入っていないのはなぜなのかという点をお聞かせください。

発言情報

speech_id: 117114319X00820090409_029

発言者: 田中康夫

speaker_id: 6612

日付: 2009-04-09

院: 参議院

会議名: 国土交通委員会