青木保の発言 (文教科学委員会)
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○政府参考人(青木保君) どうもありがとうございます。
まさに御指摘のとおり、最近ではアメリカのアカデミー賞で外国語映画賞に「おくりびと」、日本の非常に大衆に、世界の市民に訴えるような大きな作品が受賞いたしました。また、短編アニメーション部門で「つみきのいえ」というのがやっぱり受賞しまして、これは非常に現代日本の文化の強さというものを両方が表しているというふうに思います。
また、我々は、アニメ、漫画からいわゆるテクノアートといいますか、テクノロジーとアートが一緒になったような作品そのほかを含めまして、映像作品も含めましてメディア芸術というふうに称しておりますけれども、そのメディア芸術が世界の最先端を切り、また先ほど申し上げましたように、アジアあるいはヨーロッパ、アメリカで大変な人気を博しているんですが、日本の国内においてそれを一挙に示すような拠点といいますか、こういうものがまだできていないんですね。いろんな小さな漫画図書館とかいろんなものはあるんですけれども、そういうものを何か世界に誇れるような、あるいは世界の、いやアジアの子供たちがともかくあそこには一遍行ってみたいと思わせるような、思うようなそういうものができれば、誠に私としても、文化庁としても有り難いお話でありまして、今後、日本が世界にいろんなものを発信していくときの大きな拠点になると思いまして、我々もいろんな形でやっております。
例えば、メディア芸術祭というのを毎年行っておりますが、これも海外からの応募作品もたくさんあって、「つみきのいえ」というアカデミー短編アニメーション部門での受賞作も今年のメディア芸術祭の大賞に選ばれておりますし、また海外でもメディア芸術祭を行いまして、昨年はシンガポールで行いました。これも非常に大きな評判を呼びました。そういういろんな実績は、やっておりますし、また有識者の検討委員会で、国際的な拠点をつくるのにどうしたらいいかという検討をこのところずっと進めているところでございます。
ただ、何分にもいろんな情勢、まさに経済的な問題もありまして、大きな大規模な国立の世界に誇るような、例えばルーブルのような、あれは西洋美術でフランスが誇るものですけれども、メディア芸術のルーブルみたいなものを日本国内に拠点としてつくりたいとはかねて考えているんですが、何とぞ先生、皆様の御尽力でもって国会でそういうものをやろうと決めてくだされば、まさに日本の将来にとっては大変大きなプラスになるというふうに思っております。
どうもありがとうございました。