金子一義の発言 (予算委員会)

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○国務大臣(金子一義君) もとより、いっときに比べて公共事業が大幅に減少している、いっときに比べて四割以上減っております。と同時に、安値受注が、入札競争が行われておるんでありますけれども、受注が安値受注に偏りがちであると。
 私は常々申し上げておるんですけれども、入札予定価格の八五%を切りますと、工事の手抜きを行うか、あるいは下請の企業への赤字に転嫁せざるを得なくなってきていると。相関関係が比較的明確に出てきているんです。安値受注の結果として下請企業への赤字転嫁、これはどうしても労務費の更なる引下げにつながっていっているというのが一番大きなことで。
 やはり一番問題に考えなければいけませんのは、入札競争の中で適正な利潤を得られる発注価格への変更をしていく。これは、国はもとよりでありますけれども、地方自治体の発注を、併せて発注形態というのを考えていく必要があると。
 受注者も一方で、仕事欲しいですから、これは入札予定価格が決まりますともう自動的にほぼ最低基準価格が決まりますので、その大体予定される最低基準価格にみんな札を入れちゃうんですね。そうすると、横一線で、本当にもうかるのかよ、大丈夫かよと思うような中で最低基準価格のところに入札すると。後、しようがないものですから抽せんで決める、くじ引で決めるというような状況というのが残念ながら続いてまいりました。これは、我々国も地方自治体も併せて、もう一遍適正な入札価格の在り方について対応していく必要があるんだと。
 今、冒頭の、なぜ地方の建設会社の倒産、厳しい状況が続いてくるかということについてのお答えは、今の入札形態の在り方になっているんだと思います。

発言情報

speech_id: 117115261X00820090306_022

発言者: 金子一義

speaker_id: 20036

日付: 2009-03-06

院: 参議院

会議名: 予算委員会