近藤三津枝の発言 (経済産業委員会)
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○近藤(三)委員 二五%削減という目標ありきで、数字のつじつま合わせということにならないように、ぜひ、できることとできないことを峻別していただいて、良識をしっかりと持って今後の政策決定に取り組んでいただきたいと思います。
さて、小沢大臣試案、議論のたたき台では、原子力発電について次のような目標を掲げています。現状五十四基の原子力発電所を二〇二〇年までに八基新設、増設して、稼働率を最大八八%にする。この稼働率について質問させていただきます。
我が国のこれまでの原子力発電の稼働率、最大値で、九八年に八四・二%でした。これから見ましても、この八八%という数字、実現可能な数字なんでしょうか。
電気事業連合会からのヒアリングによりますと、過去十年間の原子力発電所の平均稼働率が六九・二%、過去二十年間の稼働率をとってみましても七三・六%。安全の確保を図った上で原子力発電を推進する必要があることは論をまちません。現在運転中の五十四基の原子力発電のうち、二〇二〇年になりますと、運転年数が四十年を超える原子力が十八基となります。安全性確保のための適切な点検それからメンテナンスは、さらにさらに重要になっていくわけです。そうしたことを考えますと、原子力発電所の稼働率八八%という数字、かなり現実離れしてくるのではないかと思います。
さらに、経済産業省が四月十九日、総合エネルギー調査会の委員会に示された基本方針案によりますと、二〇三〇年までの稼働率は何と九〇%にするというさらに高い値を打ち出されています。
運転年数をかなり重ねた原子炉が増加していく中で、具体的にどのようにすれば、十分な安全を確保しながら八八%、いえ、九〇%という高い稼働率を実現していくのか。具体的な、技術的な対応を含め、経済産業大臣の見解をお聞かせください。
なお、小沢環境大臣試案の、二〇二〇年原子力発電稼働率八八%を目標とすることに経済産業大臣として無理があるとお考えなのであれば、適正と考える稼働率をお示しください。